Monday, November 15, 2021

コロナ下の結婚式、規模縮小 21年情報誌調査、満足度は高く - yamagata-np.jp

2021/11/16 11:38

 結婚情報誌ゼクシィは2021年結婚トレンド調査結果を発表し、山形・宮城両県のカップルによる結婚式費用総額は平均277万6千円、招待客人数は平均39.9人となった。共に前年を下回り、新型コロナウイルス下で多くが規模を縮小したことが分かった。一方でほぼ全員が「結婚式を実施して良かった」と回答。コロナ下で迷いながらも実施した結果、2人の絆が深まったとして満足度が高い状況も分かった。

 結婚式費用総額は挙式、披露宴・パーティーの費用を合わせた総額。山形・宮城両県の総額277万6千円は全国平均292万3千円を14万7千円下回り、前年の364万7千円より87万1千円減となった。500万~550万円未満が12.2%で最多となり、50万~100万円未満と250万~300万円未満が共に11.2%、100万~150万円未満、150万~200万円未満、350万~400万円未満がいずれも10.2%と続いた。50万円未満の節約派が3.1%いた一方、650万円以上を費やした人はいなかった。

 招待人数の平均39.9人は全国平均42.8人を2.9人下回り、前年の67.9人からは28.0人減。10~20人未満が18.3%となり最多で、30~40人未満13.4%、50~60人未満12.2%、40~50人未満11.0%だった。120人以上はいなかった。この数年間は規模の縮小傾向が進んでいたが、コロナ下でさらに縮小した人が増えた。招待客は学生時代の恩師・友人や勤務先の上司・同僚が昨年に比べ半減したものの、親族は2割減にとどまった。

 ご祝儀総額は平均167万3千円となり、全国平均176万8千円を9万5千円下回った。自己負担額は平均147万円で全国平均143万7千円より3万3千円多く、親・親族からの援助額は平均167万2千円で全国平均156万円より11万2千円多かった。

 結婚式から得たものについて「実施して良かった」と答えた人が96.9%に上り、「2人の絆が深まった」91.8%、「列席者から応援された」90.8%だった。入籍から挙式までの期間は平均10.6カ月で、前年の6.2カ月より4.4カ月延び、感染状況を見極めながら実施時期を決める人が多かったとみられる。

 全国で9割超が実施を迷ったが、実施理由に「親が背中を押してくれた」(54.5人)「衛生面で安全に実施可能と思った」(41.6人)「他の事例を見聞きしコロナ禍でも実施できそうだった」(31.5人)を挙げる人が多かった。

 20年4月~21年3月の結婚式を対象にした調査で、結果はゼクシィを企画するリクルート(東京)が発表。読者5286人を対象に調査し、3724人から回答を得た。山形・宮城両県からは98人が回答した。

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