高位王族引退から1年
メーガン妃とハリー王子が、自分たちのおとぎ話のエンディングを書くために高位王族の座を降りてから、ちょうど1年が経った。ヘンリー王子が「いじめ」と非難した、何年にもわたる報道陣の厳しい視線や家族間の確執についての噂、法廷で争われたプライバシー問題など、これまで彼らの前で繰り広げられていた物語は、必ずしもストーリーブックの題材としてうってつけとは言えないものだった。
2人の英国脱出について、王室を見捨てた、伝統を裏切った、あるいは盲目的な特権主義者の行動だと考える人たちもいた。しかし、私たちの多くは、2人が魔法の絨毯の代わりにプライベートジェットに飛び乗って、義務や期待に縛られない未来を築くためにどこかへ逃避していったことに驚きはしなかった。
その旅立ちで彼らが示したのは、真の勇気とは、孤独の中で罵詈雑言に立ち向かったり、公の場で幸せな笑顔を浮かべ、沈黙し続けることではないということだった。むしろ、それは知らないところに足を踏み入れ、「自由」であることの本当の意味を自分で見極めることなのだ。何よりも、勇気とは正しいことのために立ち上がることだと二人は証明した。
もちろん、メーガン妃にとって正義のために戦うことは、目新しいことではない。忘れてはならないのは、彼女は11歳のときに、「P&G」社の食器洗い機用洗剤の広告の性差別的な表現について手紙を書いた人物だということだ。また、彼女は自身をフェミニストであると誇らしげに語り、有害な家父長制システムを解体することの重要性を訴えてきた。メーガン妃が王室引退後、カリフォルニアの遠い城(カリフォルニアのモンテチトに購入した邸宅)に隠れていると思っている人には、それは見当違いだと伝えたい。
この1年間、マークルは若い女性たちに、お姫様になること以外にも夢があること、王子様に頼らずとも救済の道はあること、自分の物語は自分で書くものであることを示し続けてきた。
ここでは、メーガン妃がこの365日間で示してきた、おとぎ話の修辞を覆す、現代女性としてのプリンセスのあり方を見ていこう。
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