
新型コロナウイルスの集団感染が確認されている大阪・生野区の病院が、検査で陽性と確認された女性看護師を、状況を知りながらも勤務につかせていたことが、大阪市の調査でわかりました。
調査に対し、「代わりの人員が見つからなかったため勤務を指示した」と説明したということです。
大阪・生野区にある、なみはやリハビリテーション病院では、きのう(23日)までに医療従事者や患者など126人の集団感染が確認されています。
この病院が、検査で陽性と確認された女性看護師を勤務につかせていたことが、大阪市の調査でわかりました。
市によりますと、看護師は今月20日の日中に感染が確認され、病院側もその状況を把握しましたが、すでに組んだシフトどおり、その日の夕方から翌朝までの夜勤につくよう指示していました。
病院内では感染した患者と感染していない患者で病棟を分けていて、この看護師は当日、感染した患者の病棟の担当になったということです。
調査に対して病院は、「代わりの人員を探したが、見つからなかったため勤務を指示した」と説明したということです。
大阪市はあってはならない行為だとして、再発を防止するようきょうまでに指導しました。
【発端はツイッター投稿】
今回の大阪市の調査のきっかけは、病院の感染対策の不備を訴えるツイッターの投稿でした。
この中では、病院の責任者とのやり取りが克明に記されています。
「検査で陽性が判明し、発熱やせきの症状が出ているスタッフと勤務してほしい」とか、「陽性の患者たちは陽性のスタッフが担当し、陰性の患者たちは陰性のスタッフが受け持つように」などと言われたということです。
これに対し「法律上・道義上の問題はないのか」「さらなる感染拡大につながる可能性が高い」などと問いただすと、「とにかくそうしてほしい」と、取り合ってもらえなかった状況も記されています。
この投稿者はその後、病院に勤務の断りの連絡を入れたということで、現状を知ってほしいとツイッターの拡散を呼びかけていました。
【病院では今月集団感染】。
なみはやリハビリテーション病院(大阪・生野区)は、ホームページによりますと、昭和38年に設立されました。
内科とリハビリテーション科があり、病床数は回復期リハビリテーション病棟が88床、障害者病棟が32床です。
今月に入って医療従事者や患者などの新型コロナウイルス感染が相次いで確認されたため、新規の入院の受け入れや外来診療を中止していました。
そして保健所などが今月19日、院内での集団感染の状況を確認するため、病院の調査に入っていました。
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April 24, 2020 at 04:05AM
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