日本でも和風の結婚式「和婚」に人気が集まっている昨今、アメリカでも、伝統回帰の流れが出て来ているようです。新しいウエディングスタイルは、もちろん楽しいし、参考になるけど、いつまでも残したい伝統もある!というわけで、ぜひ復活させたい11の伝統をリストアップ。
【1】6ペンス銀貨を花嫁の靴に入れる
多くの欧米の花嫁が取り入れている「サムシング・フォー(古いもの、新しいもの、借りたもの、青いものをそれぞれひとつ身につける習慣)」。でも靴の中に6ペンス銀貨を入れる慣習を行う花嫁は少なくなってきているそう。でもこのマザーグースの歌は「…花嫁の靴には6ペンスを!」で終わるもの。花嫁の父親が娘の健康と冨を祈って渡す意味があるので、ぜひ残したい!
【2】ハデに出発する
最近は、結婚式の後にすぐさまアフターパーティを始めることが多いけど、ここは昔のように、デカデカと車に「Just Married(結婚ホヤホヤ!)」の札をつけて、空き缶を鳴らし、ハデに走り去りたいもの。その際、新郎新婦はスーツに着替えて、あらたまった感じを演出したい!
【3】ケーキ・プル
イギリスのヴィクトリア時代にスタートしたケーキ・プルは、アメリカ南部で広まった慣習。ウエディングケーキに、リボンをつけた小さなチャームを隠し、女の子のゲストが一本ずつ引くというもの。それぞれのチャームに意味があって、おみくじを引くような感覚なんだとか。
【4】結婚式前夜に夫となる人に手紙を書く
かつてはお互いによく書いていたラブ・レター。それまでに書いたものと合わせて箱にしまい、初めての結婚記念日に開けて読むのが伝統。ロマンチック!
【5】新居の外に松の木を植える
松は新しい始まりを象徴する木。かつてのオランダやスイスでは、幸運を祈って新居の周りに松を植えるのが結婚式の一部になっていたのだとか。今なら、結婚式前日に、花嫁と花婿が力を合わせて松を植えるというのも良さそう?!
【6】ウエディングケーキを一切れ(または、最上段全部)凍らせておく
最近ではパンケーキを重ねたり、ドーナッツを並べたりとユニークなウエディングケーキもあるけれど、古典的なウエディングケーキもやっぱりいいもの。昔はケーキを凍らせて、なんと最初の結婚記念日に解凍して(!)食べたそう。
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