Thursday, January 30, 2020

葵わかな「現代の強い女性像を映す」 日本初演のミュージカル「アナスタシア」主演 - 時事通信

2020年01月31日10時00分

「(ダブルキャストは)同じ役なのに、違う人がやると、全く違う役になる」と語る葵わかな=大阪市

「(ダブルキャストは)同じ役なのに、違う人がやると、全く違う役になる」と語る葵わかな=大阪市

 帝政ロシア末期の皇女にまつわる伝説を題材にした人気アニメ映画に着想を得て、世界中でヒットしているミュージカル「アナスタシア」。その日本版が3~4月、東京と大阪で初めて上演される。主人公アーニャ役を演じる女優の葵わかな(21)は「歌がキャッチーで、ミュージカル版で追加された楽曲も全部すてき。舞台装置や衣装も日本にはない色使いがあって、すごく新しいものになるんじゃないかな」と張り切っている。

 まだ本格的な稽古が始まったばかりで、アーニャ像は模索中。「シンデレラストーリーだが、現代の強い女性像をアーニャが映し出している。多くの人が共感できるお話になっています」と語る。

「日本初演の作品に関わることは、すごく誇りで、光栄に思う」と話す葵わかな=大阪市

「日本初演の作品に関わることは、すごく誇りで、光栄に思う」と話す葵わかな=大阪市


 主演したNHK連続テレビ小説「わろてんか」など映像作品への出演が多かった葵にとって、昨年のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」に続く2作目の舞台だ。「お客様が目の前にいらして、涙される。1000人分の涙の気持ちを吸収して、自分が今まで出せなかった悲しみが出てくる。そういうところに、舞台の魅力や不思議さを感じます」。

「劇場でのひとときだけでも、ロシアやフランスに行った気持ちになれるような舞台にしたい」と意気込む葵わかな=大阪市

「劇場でのひとときだけでも、ロシアやフランスに行った気持ちになれるような舞台にしたい」と意気込む葵わかな=大阪市

 一方で、「お芝居の途中で急に歌い出すって、すごい難しい」と、演技と歌が融合するミュージカル特有の困難さも経験。「お芝居の中に歌があり、歌の中にお芝居がある。その両面をどう自分なりになじませていくかを考える」ことが、これからの課題だ。

 ダブルキャストでアーニャを演じる木下晴香(20)とは同学年で、「ロミオ&ジュリエット」でも同じジュリエット役を務めた。「歌の上手な方なので、歌や喉のケアのことを教えてもらい、役のつくり方も話し合った。切磋琢磨(せっさたくま)する、敵ではなく味方。お互いに意識し合って成長できる、いい関係になっていきたい」。

 「アナスタシア」は3月1日から28日まで東京・東急シアターオーブ、4月6日から18日まで大阪・梅田芸術劇場。他に、宝塚歌劇版が6月~8月まで宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場で上演される。

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