伝統工芸から最先端の工業技術までものづくりで特にすぐれた技能を持つ「現代の名工」に、前橋市の植木職、根岸憲一さんが選ばれました。
優れたものづくりの技能を多くの人に知ってもらい若い世代に受け継いでもらおうと厚生労働省は「現代の名工」として毎年、職人や技術者を表彰しています。
ことし県内からは前橋市の植木職、根岸憲一さん(74)が選ばれました。
根岸さんは、中学卒業後に造園業の会社で働き始め、26歳で独立して会社を営んでいて、県内の住宅や公共施設の庭園の剪定を行っています。
根岸さんは竹を使った竹垣を製作することや、気候や風土にあわせた庭園の剪定などが得意で、前橋市の国の重要文化財「臨江閣」の竹垣の修復作業にも関わりました。
また、ものづくりマイスターとして、技能五輪に出場する県内の高校生に指導を行うなど後進の育成に尽力していることも高く評価されました。
根岸さんは「良い先輩や仲間に恵まれ、仲間に負けまいと勉強したことが今につながりました。こんなに褒めていただくと仕事を裏切れないと思います。これからもっと一生懸命勉強して、植物という『生き物』を扱うこの仕事の面白みを追求したいと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 「現代の名工」に前橋市の植木職 根岸憲一さん|NHK 群馬県のニュース - nhk.or.jp )
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