Tuesday, November 16, 2021

新型コロナ 大分商工会議所 大分市に支援の拡充を要望|NHK 大分県のニュース - NHK NEWS WEB

長引くコロナ禍で、依然として中小企業に深刻な影響が出ているとして、大分商工会議所は16日、大分市の佐藤市長に対して支援の拡充を要望しました。

大分商工会議所の吉村恭彰会長など7人は16日、大分市役所を訪れ、佐藤市長に要望書を手渡しました。

要望書では、新型コロナウイルスの影響で、中小企業は事業存続の危機に直面しているとして、事業の転換を目指す企業や感染対策を徹底した形で事業の継続に取り組む企業に対して、支援を拡充するよう求めています。

このあと、意見交換が行われ、商工会議所側からは、長引くコロナ禍で、これまで通りの形で事業継続をすることが困難になっている企業が出てきているなどと、厳しい現状が伝えられました。

これに対して、佐藤市長は「中小企業への経済的支援は重要な課題であり、国の予算編成に注視しつつ、国に対して地方への補助金を強く求めていきたい」と述べました。

面会のあと、大分商工会議所の吉村会長は「事業転換や新分野の展開を目指す企業の補助といった、これまで手をつけられてこなかった部分で要望を出したので、厳しい状況に置かれている中小企業の状況が改善するよう期待している」と話していました。

県内では3週間以上新規の感染者が確認されていませんが、繁華街の飲食店はどういう状況なのか、話を聞いてみました。

【大分市の居酒屋では・・・】
このうち、大分市の都町にある居酒屋「嵐王」では、コロナ禍になってから、営業形態を見直してきたといいます。

例えば、4人ほどの団体客であれば、3組は受け入れられる座敷がありますが、店員たちが自らカーテンを設置するなどして、それぞれのスペースを仕切るようにしました。

この居酒屋では、長引くコロナ禍で店の売り上げが半分以下にまで落ち込み、従業員の給料が支払えず、銀行から借り入れを行った時期もあったということです。

16日、大分商工会議所が提出した要望書では、客同士の接触を防ぐために徹底した対策を講じている、こうした店舗などに対して支援を拡充するよう求めています。

居酒屋「嵐王」の松田裕史店長は「これまで、補助金や銀行からの借り入れで、なんとかやってきた。都町では、今も客が戻っておらず、ぎりぎりのところで耐えているような店があるので、支援の拡充に期待している」と話していました。

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