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13日の勝利で、タイトル「竜王」を獲得し、史上最年少の19歳3カ月で、四冠棋士となった。 藤井聡太新竜王「竜王位は、最高峰のタイトルなので、結果を出せたことは幸運だったと感じています」 藤井四冠の地元、愛知・瀬戸市の市役所には15日、快挙を祝う垂れ幕が掲げられ、拍手喝采。 祝福ムードに包まれた。 地元市民「瀬戸の誇りだと思います」、「この町も活気が出ていると思うので、これからも活躍を期待したいと思います」 地元は、“藤井フィーバー”に沸いている。 駅前にある喫茶店では、14日から、皿を4段重ねた「スマイル四冠タワー」を提供。 最上段にあるパンケーキには、似顔絵が描かれていた。 店は、さらなる新メニューにも意欲を見せている。 喫茶スマイル・鈴木松子店長「五冠のメニューも考えていますから、自分を信じて頑張ってください」 竜王獲得から一夜明けた14日、藤井四冠が色紙にしたためたのは、「昇龍」の2文字。 藤井聡太新竜王「“龍”が空に勢いよく“昇”っていくさまということで、自分もそのように上を向いて、そこを目指していけるようにという意味を込めました」 15日午後6時すぎ、東海テレビの番組に、師匠の杉本昌隆八段が生出演した。 藤井四冠の師匠・杉本八段「終わったあとに藤井新竜王の部屋に行って、おめでとうという話をして、すごく反省しているのが印象的でしたね。勝ってまったく慢心せず、目標はまだ先なんだなと感じたので、頼もしいです。八冠ありますから、将棋界って、本人が納得いく将棋を指せた時が頂点。彼は先をずっと見ていると思う」 将棋の八大タイトルの半分、「竜王」、「王位」、「叡王」、「棋聖」を手にした藤井四冠。 そして、19日に控えるのが、王将戦の挑戦者決定リーグ。 現在4連勝中で、このまま勝ち進み、年明けから始まる渡辺明王将との七番勝負で勝利すれば、五冠達成となる。
2021-11-15 10:31:29Z
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