“現代の名工”に県内から3人 表彰伝達式【佐賀県】
2021/11/17 (水) 18:50

「現代の名工」は国内最高水準の技能の持ち主を厚生労働省が表彰するもので、県内からは今年度3人が選ばれました。
伊万里市の前田清次さん71歳です。
かつて左官の現場で事故に遭い左腕を失いましたが、その後は鍋島焼の絵付師となり独自の技法も取り入れながら多くの作品を生み出し続けています。
陶磁器画工 前田清次さん(71):「こういうハンデがありながら、この名誉ある賞をもらえた。障害のある人たちが自立できるように、そういうところに自分が協力できたら」
唐津市の増本一伸さん61歳は工作機械の組み立てで精度の高さが評価されました。
また、後進や外国人技術者の育成にも力を入れています。
金属工作機械組立工・調整工 増本一さん(61):「基本に忠実で与えられた仕事をコツコツやるということ、それだけが私の仕事ですから」
このほか「現代の名工」には伊万里市の庭師、石丸春光さん70歳も選ばれています。
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