
道は、20日の対策本部会議で、緊急事態宣言が出された後も感染者の増加傾向が続いている影響で、特に札幌市では「医療の限界とも言える状況にある」として、道民に対して次の週末の外出を控えるよう改めて協力を呼びかけました。
今月16日から北海道に緊急事態宣言が出されたことを受けて、道は今月31日まで、道内すべての市町村で不要不急の外出や移動を控えるよう要請するとともに、飲食店への時短要請などを行っています。
20日の対策本部会議で、道の担当者は、▼人出は宣言が出される前より減少傾向がみられるものの、▼札幌市や石狩地方、それに旭川市で感染者の増加傾向が続いていると報告しました。
特に札幌市では、1日300人を超える感染者が続いている影響で病床がひっ迫し、「医療の限界とも言える状況にある」と危機感を示しました。
さらに19日の時点で、全道で重症者が過去最多の43人に上り、自宅療養を余儀なくされる人も増加していると説明しました。
こうした事態に対して、鈴木知事は「緊急事態宣言になってからは初めてとなる次の週末は、特定措置区域では大規模な集客施設に対して休業を求めるなどしている。人の流れを抑えられるかが極めて重要で、この週末について外出を控えてほしい」と述べ、道民に対して改めて協力を呼びかけました。
からの記事と詳細 ( 緊急事態宣言後も感染者増加傾向 道「札幌市では医療の限界」|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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