
[東京 10日 ロイター] -
<東洋証券 ストラテジスト 大塚竜太氏>
注目されていた4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下振れたが、ここまで明らかになった経済指標が好調だったことを考えると、サプライズ感が生じる結果だった。これによって金利上場懸念が後退することになり、とくに大型ハイテク株の割高感が薄れるため、株式市場にとってポジティブな材料になり、市場に安心感をもたらすことになろう。実際に、発表を受けた米国株式市場はナスダックを中心に堅調に推移した。
日本株も同様に雇用統計の結果は好感されるとみられるが、週内は企業の決算発表が続くほか、依然としてコロナ禍に対して警戒感は残るため、上値を一気に追うイメージが描けない。全体として底堅いながらも上値に対して慎重となり、決算発表の結果をみながら、個別物色中心の動きになるのではないか。
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