3回目の緊急事態宣言発令
2回目の緊急事態宣言の後処理も終わらないまま、東京は3回目の緊急事態宣言の発令となってしまいました。やっと、一筋の光が見えてきただけに、ショックは隠しきれません。さらに翻弄されることとなる、ブライダル・イベント業界です。
3回目の緊急事態宣言発令
2回目の緊急事態宣言発令に対する一時支援金の申請手続きがやっと完了したのは、気がつけば藤棚が満開の時期となっていました。季節は移り変わるのに、まだまだコロナは感染増大。私達ブライダル業界は、見えない敵に翻弄されています。 そして、1番の稼ぎ時を目の前に、また3回目の緊急事態宣言が発令されてしまったのです。イルカの住む東京では、イベントは無観客での実施要請のため、ほとんどが中止。結婚式においては、アルコールの提供が自粛要請となったため、前代未聞の事態となってしまったのです。
結婚式場への東京都からの要請
カラオケの禁止 お酒の提供の自粛 夜20時までにすべての宴席を終了 昨年初めての緊急事態宣言発令で、街から人が消えました。ゴールデンウイークと言えば、イベント、結婚式のかき入れ時となります。1年前からのコロナ禍での新しい生活スタイルを教訓に、換気、ディスタンス、消毒など、あらゆる見直しや徹底をしながら、今年のゴールデンウイークに備えてきました。 しかしながら、今年も間近に急なこの発令。時が止まったのはイルカだけではなかったと思います。
前代未聞の結婚式
昨年の1回目の緊急事態宣言の発令で、結婚式を1年延期した新郎新婦さまも多くいらっしゃいます。大変な困難を乗り越え、やっとの思いで迎えた延期の式に、お酒の提供ができない。30年間ブライダルの世界で生きているイルカですが、本当に信じられません。結婚式は飲み会ではありません。ゲストの皆さまもマナーをわきまえていらっしゃる方ばかりです。 乾杯のシャンパンもお出しできない現状に、ただただ唖然とするばかりです。ノンアルコールのスパ-クリングを探しまわり品薄状態になっているそうです。逆にパントリーにあるたくさんのお酒は、行き場所がなくなりました。酒屋さんに返品すれば、下請け業者の酒屋さんが潰れる。返すに返せない、おめでたいお酒となるはずだった、行き場がないお酒。何ともつらい悲しい現実です。 神殿での結婚式の際「三々九度のお神酒(お酒)はどうなんだろう?」。和装での披露宴で「鏡開き(日本酒の一途樽)はどうなんだろう?」。わからない点もたくさんあります。ただ、一番心配しているのは、式を挙げる新郎新婦、ご家族だと思います。 今は、式を挙げるお客様のため、一つ一つ確認し、前向きに考えながら進んでいくしかないと思っています。そして何より、この時期に結婚式を迎えるみなさんのお式が、滞りなく終了できることを心より願っております。
MCイルカ
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