【5月25日 AFP】新型コロナウイルス対策の規制下にあるインドで23日、あるカップルがチャーター機で空中結婚式を行い、家族や友人161人を招待した。現地紙が24日、報じた。民間航空総局は調査を命じ、同機の乗員を停職処分にしたという。
新型コロナが猛威を振るうインドでは24日、累計死者が30万人を超えた。ほとんどの州は感染拡大防止策の一環として、結婚式への招待客を50人までに制限している。
24日付の英字紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustan Times)によると、カップルは格安航空会社スパイスジェット(SpiceJet)機をチャーター。南部タミルナド(Tamil Nadu)州マドゥライ(Madurai)からカルナタカ(Karnataka)州ベンガルール(旧バンガロール、Bangalore)へ向かう途上で、歴史あるミーナークシアンマン(Meenakshi Amman)寺院の上空を飛行中に結婚を誓ったという。
2人の氏名は公表されていないが、ソーシャルメディアに投稿された動画や写真によると、民間航空総局の規則に反して、マスクをしている人はほとんどおらず、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)もあからさまに無視されている。ただし、現時点でAFPでは画像の真偽について確認できていない。
報道によると、民間航空総局はスパイスジェットに対し、新婚夫婦と招待客に何らかの処分を科すよう命じた。全員が旅客機への搭乗を禁止される可能性があるという。
スパイスジェットの広報は現地メディアに対し、「招待主と招待客に対しては、空港内および機内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のガイドラインに従い、ソーシャル・ディスタンスを保ち安全規範を守るよう書面と口頭の両方で詳細な説明を行った」と述べた。「しかし、再三の要請と注意喚起にもかかわらず、乗客らはガイドラインに従わなかった。航空会社として、規則にのっとり適切な措置を取る」と述べた。(c)AFP
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