
バレンシアDFムクタル・ディアカビに対して人種差別発言をしたと疑われるカディスDFフアン・カラが、その騒動から第一声を発している。
4日に行われたラ・リーガ第29節カディス対バレンシアで、カラと口論したディアカビは、人種差別の言葉を浴びせられたと主張。その後バレンシアはディアカビをサポートするためにも試合を中断して、ロッカールームに戻ることを選んでいる。試合は15分後に再開され、交代したディアカビは動揺した表情のままスタンドから試合を見つめていた。
試合終了後、メディエ・ヒメネス主審の報告書によれば、ディアカビはカラから「クソッタレの黒人」との言葉を口にされたと主張したという。バレンシアがRFEF(スペインフットボール連盟)の競技委員会に訴えた場合、カラは処分を科される可能性がある。
そして1日後、渦中のカラがスペインメディアに対して口を開いた。『Gol』などの取材に応じた同選手は、人種差別発言を否定する趣旨の言葉を口に。6日に記者会見を開いて、すべてを説明するという。
「この国には、まるで推定無罪が存在していないようだ」
「僕は落ち着いているし、逃げも隠れもしない。明日、記者会見で話をさせてもらうよ」
なおカディスはこの件について声明を出し、「試合中に起こった選手同士のやり取りについて、私たちが判断を下すことはできません。私たちは選手たちに対して、対戦相手への敬意と責任を常に求めています。私たちは人種差別や外国人嫌悪について、それをしたのが誰であっても、根絶のために尽力しています。そうした罪を犯したのが私たちのチームであってもなくても、その責任は問われなければなりません」との見解を示している。
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