テレビ熊本
まずは、新型コロナウイルス、熊本県は県内の感染状況が国の分類で『ステージ３』の段階に入ったとして、27日から感染拡大地域の住民に対し、不要不急の外出自粛を要請しました。 さらに熊本市中心部の飲食店に対しては、４月２９日から営業時間の短縮を要請します。 蒲島知事 「本県は本日をもって国のステージ３の段階に入ったと判断しました」 熊本県では、24日までの１週間で新型コロナの感染確認が２６５人に上り、病床使用率も25日時点で、３４．５パーセントと状況が悪化、国が示す「ステージ３」の指標を超えました。 特に熊本市では、病床使用率が５０パーセントを超え、変異株の陽性率も県全体で７５パーセントに上昇していることなどから、蒲島知事は医療崩壊を防ぐためより強い対策が必要との認識を示しました。 具体的な対策として、まずは感染が拡大している熊本市と荒尾・玉名地域の住民に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。 また、熊本市中心部の酒類を提供する飲食店での感染が広がっているとして、４月２９日から午後９時までの営業時間の短縮を要請、協力店舗には過去の売り上げに応じた協力金を支給するとしています。 外出の制限と飲食店への時短要請の期間は５月１２日までとしています。 県では感染状況を見極めたうえで、５月１０日に、終了か延長を判断し感染拡大が続く場合には政府へ『まん延防止等重点措置』を要請する方針です。 また５月５日と６日に県内で開催が予定されている、東京オリンピックの聖火リレーについては、熊本市での公道での開催を見合わせ、熊本城二の丸駐車場で無観客で行う方向で組織委員会と協議を行っているということです。 【蒲島知事ＯＮ】 「県民の皆さまは今年のゴールデンウィークは、どうかそれぞれのご家庭において 穏やかに過ごしていただきますようお願いします」
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