ブライダル業界死活問題
新型コロナウイルスの感染拡大で、高齢者や子どもへの感染を防ぐため結婚式を延期・中止するケースが相次いでおり、夫婦の門出にも影響を与えている。ブライダル業界は3月中旬以降、予約キャンセルの憂き目にあい死活問題に。関係者は「打開策がない」と不安を募らせる。
■「打開策ない」
石垣市内でブライダル業を展開する店舗では、3月中旬から結婚式延期の通知が相次いだ。4~6月の結婚式は6件が中止・延期に。この店舗では、延期後の日程が決まっている挙式が1件しかない。
同店の担当者は「結婚式で成り立っているので厳しい状況。衣装、撮影、プロデュースも丸々なくなる。打開策というものはない」と肩を落とした。
また、市内でリゾートフォトウエディングなどを提供する店舗では昨年3~4月に約30件あった資料請求が、ことし3月中旬以降ゼロに。同店舗でのリゾートフォトは県外客からの依頼が9割を占める。5~6月の予約は入っているが、今後の動きは見通せない。担当者は「県外客が途切れるとリゾートフォトは全部なくなる状態。予定のものまでなくなる可能性があるので怖い」と話した。
結婚式の撮影を請け負う市内の映像会社では、3月にホテルから1件の依頼を受けたきり。4~5月の発注は現時点でないという。
■2~3年後に延期
新川在住の夫婦は4日、市内のホテルやサロンを訪れ、結婚式の2~3年延期を伝えた。きっかけは3月中旬、沖縄県出身者が成田空港で新型コロナの陽性反応が出たあと、県内で感染拡大したこと。当初は挙式の規模縮小を計画したが、ホテル側から「延期にする人が多い」旨のアドバイスを受け最終的に延期を決断した。
夫の30代男性は「規模縮小も考えたが、親族が不安な中で式を挙げても意味がない。延期がベストだと思った」と話す。妻の20代女性は「感染者がいつ石垣島で出るか分からない。この状況での結婚式は怖い。早く落ち着いてほしい」と願った。
同男性は「すごくショックだが、準備期間が長くなることはプラスに考えたい」、女性は「何年かたった時、笑い話になって『延期でよかった』と思えることを信じている」と前を向いている。
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April 05, 2020 at 06:05AM
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