NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第38話が22日、放送され、出征が決まった夫に「絶対に帰ってきて」という本音をぶつけた猪爪花江(森田望智)に多くの視聴者が涙。この日、X(旧ツイッター)で、「花江ちゃん」というワードがトレンドに入った。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマは現在、第8週「女冥利に尽きる?」(第36~40話)が放送されており、昭和18(1943)年、寅子の妊娠が分かり、猪爪家が明るいムードに包まれるなか、寅子の兄、直道のもとに赤紙が届いた。呆然とする花江をやさしく抱きしめる義母のはる(石田ゆり子)。花江は声を上げて泣きじゃくった。
その日、はるは直道のためにできる限りのごちそうを振舞った。平静を装う直道は「俺には分かる…。日本はこの戦争に勝って子供たちにとってもっともっといい国になっていくって」と述べ、息子の直人(山田忠輝)、直治(二ノ宮陸登)をみつめた。花江は「ええ。立派に戦っていらしてね」と笑顔を見せた。
気になる情報をチェック!
朝ドラ第110作。日本初の女性弁護士、三淵嘉子さん(1914~84)をモデルに再構成したオリジナル脚本で描く。日本史上初の女性法律家の実話に基づく骨太なストーリーと、事件や裁判が解決される爽快感を一緒に味わえる。
- 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8時~8時15分(再放送)午後0時45分~1時、BS/BSプレミアム4K:月~金曜午前7時30分~7時45分(再放送)BS:土曜午前8時15分~9時30分/BSプレミアム4K:午前10時15分~11時30分
- 【作(脚本)】吉田恵里香
- 【音楽】森優太
- 【主題歌】米津玄師「さよーならまたいつか!」
- 【語り】尾野真千子
出発の日、直道はまず子供たちに花江のことを頼んだと声をかけた。そして、人目もはばからずに花江と抱き合い、「俺、寝られるかな花江ちゃんが隣にいなくて」と声をふるわせた。その言葉に花江は一瞬笑みを見せたが、頬には一筋の涙。そのうえで「大好きよ直道さん」と気持ちを伝え、耳元で「絶対帰ってきてね」とささやいた。
自分の気持ちを押さえながらも、最後は本音をもらした花江に視聴者も号泣で、Xには「辛すぎ」「2人の抱擁、泣いた」「笑顔の見送りが切なかった」などのコメントがズラリ。「花江ちゃんの泣きの演技、もう言葉にならない」「無言の表現に引き込まれた」と森田の演技を絶賛する声も目立った。
また、花江の気持ちに寄り添い「直道よ、必ず生きて帰ってきて欲しい」「花江ちゃんのためにも!生きて帰ってこい!!!約束だかんな」などと力を込めるドラマファンもいた。
2024-05-22 00:58:45Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiQmh0dHBzOi8vd3d3Lml6YS5uZS5qcC9hcnRpY2xlLzIwMjQwNTIyLTJFTUZMMktSTlJBVUxLU08zVVVBRzNONVlBL9IBUWh0dHBzOi8vd3d3Lml6YS5uZS5qcC9hcnRpY2xlLzIwMjQwNTIyLTJFTUZMMktSTlJBVUxLU08zVVVBRzNONVlBLz9vdXRwdXRUeXBlPWFtcA?oc=5
0 Comments:
Post a Comment