Friday, November 5, 2021

岸優太&西畑大吾が東山紀之主演「必殺仕事人」新作で兄弟に、テーマは「SNSの怖さ」(コメントあり) - 映画ナタリー

岸優太&西畑大吾が東山紀之主演「必殺仕事人」新作で兄弟に、テーマは「SNSの怖さ」(コメントあり) - 映画ナタリー

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東山紀之が主演を務めるスペシャルドラマ「必殺仕事人」の最新作が、2022年新春にABCテレビ・テレビ朝日系で放送。岸優太King & Prince)、西畑大吾なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)がゲスト出演する。

スペシャルドラマ「必殺仕事人」ビジュアル

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「必殺」シリーズは東山演じる渡辺小五郎ら“仕事人”たちが、世にはびこる悪を成敗する痛快エンタテインメント時代劇。今回は「SNSの怖さ」をテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷付けてしまうことの恐ろしさが描かれる。

劇中には神出鬼没のアーティスト・バンクシーならぬ“晩来(ばんくる)”が登場。人々が寝静まった夜中に現れ、世の悪事を落書きで暴露する正体不明の絵師・晩来は一躍時の人に。影響を受けた若者たちは“世直し組”を結成するが、正義の暴走により事態は思わぬ方向へ転がっていく。東山をはじめ、涼次役の松岡昌宏TOKIO)、リュウ役の知念侑李Hey! Say! JUMP)のほか、和久井映見遠藤憲一松尾諭生瀬勝久キムラ緑子中越典子らが続投した。

岸は正義感の強い岡っ引き・亥吉役で出演。小五郎の下で熱心に働くが、町で捕らえた男がお上の圧力で無罪放免されたと知って失望し、弟の才三とともに“晩来”として隠れた悪事を暴き始める。西畑扮する才三は、口下手で引っ込み思案な性格ながら、卓越した才能を持つ絵師。昔から知り合いの涼次に憧れを超えた感情を持っている。

1972年に「必殺仕掛人」としてスタートして50年目、2007年に東山主演の「必殺」シリーズとして復活して15年目に突入。東山は「一つの役でこれだけ長く続く作品に出られるというのは、とてもありがたいことです」と感謝し、「若い2人と一緒に新しい風を吹かせていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!」と呼びかけた。また岸は「大吾とは兄弟役で、僕からしたら最悪ですよ(笑)! 大吾は演技派なので、僕は正直怖くて仕方なかったです。だから『しっかり勉強させていただこう!』という思いで撮影に臨ませていただきました」、西畑は「実はいつか岸くんと一緒にお芝居をしたいと思っていたので、それが早く叶ってすごく光栄です。いざご一緒したら、すごく優しくて、僕も本当の弟気分で演じさせていただきました」とそれぞれ振り返っている。

スペシャルドラマ「必殺仕事人」

ABCテレビ・テレビ朝日系24局 2022年新春放送

東山紀之 コメント

今年で15年目なんですが…当時は優太が10歳、大吾は9歳なんですね(笑)。一つの役でこれだけ長く続く作品に出られるというのは、とてもありがたいことです。僕が初めて“必殺”に出演させていただいた年齢が、藤田まことさんが“必殺”を始められた時と同じなので、バトンを受け継がせていただいたのかなという思いもあります。今回は僕が逆の立場になって、優太と大吾を迎えるということなので、彼らにはこの撮影所でいろいろと経験してほしいですし、いたるところに残っている先輩たちの息吹のようなものを感じることも大事だと思います。
前々回の西田敏行さん、前回の市村正親さんに続くゲストが優太と大吾…いい意味で新しい世代が出てきてくれたなと思っています。若い彼らがどういう表現をしてくれるかが、とても楽しみですね。優太には事前に“場所や人が変わればお芝居も変わる”という話をしました。石原興監督が、現場でどんどんセリフなどを変えていく方なので、臨機応変に対応できるように、あまりガチガチにしないで監督の言うことを聞いていたら間違いがない。臨機応変さは必要とされますが、彼らがこの撮影所で鍛えられるのはいいことだと思います。
今回は、若い2人と一緒に新しい風を吹かせていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

岸優太 コメント

今回お話をいただいたあとに、東山さんに連絡させていただきました。その際に「リラックスして伸び伸びとやってくれればいい。とにかく楽しんで!」とおっしゃってくださったのが印象的でした。そのおかげでいい意味で肩の力を抜いてやらせていただくことができました。東山さんには“ジャニーさんソウル”を引き継いでいるからこそのむちゃブリ感などがあり…随所にその息吹は感じました(笑)。東山さんは、すべてを知り尽くしていらっしゃるからか、ナチュラルにかっこいい所作を取り入れていらっしゃるんですよね。
東山さんが袖から小銭を取り出す所作を「すごくかっこいい!」と思いながら見ていました。あと、“らりるれろ”が巻き舌になる江戸弁が初めてだったのでとても難しかったです。ナチュラルに聞こえるように意識しましたが…大変でした。
そして大吾とは兄弟役で、僕からしたら最悪ですよ(笑)! 大吾は演技派なので、僕は正直怖くて仕方なかったです。だから「しっかり勉強させていただこう!」という思いで撮影に臨ませていただきました。撮影の合間には家の話や、オフの時は何をしているのかなど、たくさん話せて楽しかったですね。
長く愛されているドラマなので、自分と大吾が入ることでまた新しい風を吹かせたいと思っています。老若男女全ての方々に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ見ていただきたいです。

西畑大吾 コメント

東山さんとはお話したこともほとんどなく、今回初めて共演させていただくということで緊張していました。でも、最初にお話してくださった内容が税金のことだったんです(笑)。緊張が解けて、ありがたかったです。松岡さんともお会いすることがあまりなかったんですが、ある日僕たちのところに来てくださったんです。風のように現れて、風のように去って行かれたんですけど、わざわざ来てくださったと聞いて、その男気に惚れました。才三が涼次にあこがれているのと同じで、西畑大吾的にもポッとなりました(笑)。
そして、実はいつか岸くんと一緒にお芝居をしたいと思っていたので、それが早く叶ってすごく光栄です。いざご一緒したら、すごく優しくて、僕も本当の弟気分で演じさせていただきました。
今回の撮影では、15年の厚みをすごく感じました。カメラワークが独特なんですよ。寄ったり引いたりを1台のカメラで、しかも1カットで撮影したりもするので、「今はどこを撮ってるんやろう?」と思ったりしていたんですけど、東山さんのシーンを拝見した時、どのタイミングでカメラが寄ってくるのかもわかってらっしゃるんだなと感じました。カメラが寄った時の顔が本当に素敵で、これが“あうんの呼吸”なんだなと感動しました。
今回、歴史ある“必殺シリーズ”に参加できて本当に光栄です。風刺的な部分もあって、皆さんに楽しんでいただける内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください。

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2021-11-05 20:00:00Z
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