女優の吉永小百合(76)が初めての医師役で主演し、在宅医療を通して死に直面するさまざまな患者と向き合う映画「いのちの停車場」(成島出監督)の公開記念舞台あいさつが22日、東京・丸の内TOEI(1)で行われたが、共演のみなみらんぼう(76)があいさつの途中で体調不良を訴え一時降壇する騒ぎがあった。
みなみは演じた役柄を説明している途中に絶句。「体調が悪い」と言って立ち尽くした。異変に気づき、すぐにみなみのもとに走りよったのが吉永だった。「水を」と声を上げたが、なかなか届かないため主役自ら舞台脇に取りに走った。
みなみはスタッフ数人に支えられ降壇。同席していた原作者で医師の南杏子さんがたびたび降壇し、みなみの状態を診た。みなみは軽い貧血で回復したため舞台あいさつ終了後に戻り、取材陣の写真撮影に参加した。
みなみの降壇時には、やはり共演の西田敏行(73)が気を利かせ「みなみさんの(映画の)サウンドトラックのCDは良い。32曲あるが3曲目で寝落ち(睡眠)する」とジョークを飛ばして緊張した場を和ませた。
関係者は「小百合さんらしい行動だ。医師の南さんがいてよかった」と話した。
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2021-05-22 09:08:55Z
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