EV界のB29こと、テスラ・モデル3に挑む、マツダのEVは、こだわりの竹ヤリだ!
最近は、AVよりEVに興味津々の担当Kです。テスラ・モデル3が大幅値下げしたことで、世の中のEVはテスラ一色になってしまうのでは……と危惧しております。そもそも日本ではEV=日産リーフじゃなかったっけ? あえて、モデル3じゃなく、マツダやホンダのEVを買う理由はある? など、EVに関する疑問をぶつけてみました! 永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
今さら聞けないEVの疑問
マツダが初のEV「MX-30EVモデル」を発売した。バッテリー容量はホンダeと同じ35.5kw(同じパナソニック製を使用)。航続距離はWLTCモードで256㎞。価格は451万円~。 テスラ・モデル3が、衝撃の156万円の値下げを発表した今、これでは勝負にならない。なにしろモデル3の「ロングレンジAWD」は約2倍の航続距離を持ち、価格は499万円なのだから! しかもテスラは、「スーパーチャージャー」というテスラ専用の超急速充電ステーションを全国に26か所持っていて、今も増やしている(3月8日現在)。これはもう、B29に竹ヤリで突撃するようなものである。 そこで担当Kが、率直な疑問をぶつけてきた。
マツダのEVに勝ち目はない?
K:なぜこんなことになったんでしょう? 永福:EVに対する本気度の差としか言いようがない。テスラはEVで革命を起こそうとしているが、マツダは真逆で、内燃エンジンの可能性を追求してきた。ただ、欧州での燃費規制に対応するためにEVも出さざるを得なかった。目標販売台数は欧州で年間1万台に過ぎず、去年全世界で50万台売ったテスラの前には、まさに竹ヤリだ。 K:勝ち目はありませんか? 永福:もちろんないけど(笑)、一矢報いてはいる。この間乗った中国工場製のモデル3は、信じられないくらい乗り心地が悪かった。まるでサスペンションが動いてないみたいで、新東名を浜松まで往復して本当に疲れたよね。ただ、EVは航続距離や充電速度が命。あの乗り心地は中国製初期ロットゆえの不具合かもしれない。でも、乗り心地に関してはMX-30EVモデルの圧勝だ。あれほど自然な乗り味のEVは他にない。さすがマツダ。新規参入のEVでも、こだわりまくってベストは尽くしている。竹ヤリは竹ヤリでも、いい竹ヤリだよね。
からの記事と詳細 ( 王者テスラに対して現状は竹ヤリ…それでもEVを国産メーカーがやる理由(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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