
堅牢さを演出した外装
日本未導入の「フロンティア」は、北米を中心に販売されているミドサイズのピックアップトラックだ。かつて日本でも販売されていた「ダットサントラック」の後継モデルである。 外装は、「インターロッキングデザイン」という新形状のヘッドライトやブラックのフロントグリルなどによって耐久性と力強さを表現したという。新デザインのテールランプは「リアゲートとボディサイドをしっかりと固定しているように配置され、堅牢さを演出した」(報道資料)とのこと。 ボディカラーは、登山やスキーなどのギアから着想を得た「タクティカルグリーンメタリック」や「ボールダークグレーパール」など9種類を用意した。 内装は、快適性を高めた。メーターには7インチのフルカラー・インフォメーションディスプレイを追加し、運転をサポートするという。 静粛性も向上した。ボディ各所に遮音材を追加し、かつフロントドアに遮音ガラスを使用し、車内に入り込むノイズが低減したという。シートは、「疲労感を軽減させる」(報道資料)とうたう「ゼログラビティシート」を採用した。
最高出力310ps
搭載するエンジンは、最高出力310psを発揮する自然吸気の3.8リッターV型6気筒ガソリンだ。90%以上の部品が新開発ないしは改良されたものという。 組み合わされる9ATは、ロックアップ領域の拡大、電動油圧システムの採用などによって、素早くダイレクトなシフトレスポンスを実現したという。 油圧パワー・ステアリングは、再チューニングによって、ステアリング中立付近のフィーリングが改善され、長距離ドライブ時の疲労を低減するとうたう。駆動方式はRWD(後輪駆動)と4WDが選べる。 4WDモデルは、2WD/4HI/4LOモードを備えた電子制御のパートタイム式で、4輪リミテッドスリップ制御によって、滑りやすい路面でもトラクションを確保するという。 安全装備も拡充された。歩行者検知機能付きのインテリジェント・エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニング、レーンデパーチャーワーニング、ハイビームアシスト、リア自動ブレーキ、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などを搭載する。 新型フロンティアは、今夏、北米市場で販売が始まる。
文・稲垣邦康(GQ)
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