俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK 連続テレビ小説『エール』が、9月14日(月)より放送再開することが決定した 。再開に先立ち、報道陣向けに第14週の試写会が行われた。
新型コロナウイルスの影響により、6月27日に放送された第13週『スター発掘オーディション! 』を最後に、約2か月半放送休止に。その間は、異例の第1週から再放送を実施、出演者の副音声放送という新しい試みもあり、大きな反響を呼んだ。
そして待望の第14週は新たな登場人物として、裕一(窪田正孝)に弟子入りを懇願する茨城なまりの青年・田ノ上五郎(岡部大)が登場。また、時同じくして音(二階堂ふみ)の妹の梅(森七菜)が文学の新人賞を受賞し、上京をする。五郎と梅は夢に向かって古山家の修行の日々を過ごすが、お互いのことが気になり…!?そこへ久志(山崎育三郎)が梅に一目惚れし、大騒動が起こる?!というストーリーになっている。
第14週で印象的だったのは、なんといってもハナコ・岡部大の演技。素直で純朴、誰からも好かれる青年・五郎を見事に演じた岡部の起用理由を、NHKの土屋制作統括は「純朴な青年のイメージで、そしてまさかこの2人が恋なの!?という展開にふさわしいキャラクターだと思いました」と明かす。岡部の演技についても、「お芝居もしっかりしている。最初は正直不安な面もあり、お会いした時に試しに演じてもらったんですけど、目に涙を浮かべながら熱演を披露してくれた」と話し、スタッフ一同満場一致で五郎役は岡部に決定しようと思ったという。
そして物語は後半戦へ。時代は戦争に突入し、裕一は戦時歌謡を作曲をする。そして、裕一が作曲した歌を久志(山崎育三郎)が歌い、鉄男(中村蒼)が作詞するという“福島三羽烏”の活躍の様子が描かれる。裕一は人を応援する歌という思いで作曲をする一方で、自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛め、苦しみ葛藤する様子も描かれていく。そして戦争が終わり、裕一は再び作曲をすることができるのか?というところが後半の大きな見どころになっていく。
第14週は岡部のキャラクターが象徴するように、終始コミカルで明るい展開が続くが、だんだんと裕一たちが生きる世の中に戦時色が漂い始め、ストーリーもシリアスな内容になっていくことが予想される。しかし、そんな中でも福島三羽烏の友情や、音が再び音楽と向き合い、頑張る姿もひとつの見どころとなっていくのではないだろうか。
そして放送再開に先立ち、今後のみどころを紹介する『いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP』が9月12日(土)8時から放送される。窪田正孝とヒロインの二階堂ふみの対談のほか、土曜日エールのナビゲーターの日村勇紀も出演。そして、翌月曜日から始まる第14週以降の見どころや番組に登場する名曲エピソードなど、『エール』の後半の楽しみ方を一挙に紹介されるので、こちらもチェックしながら放送再開を楽しみに待ちたい。
連続テレビ小説『エール』放送概要
NHK総合:午前 8:00~8:15 (再)午後 0:45~1:00
BSプレミアム・ BS4K :午前 7:30~7:45 (再) 午後 11:00~11:15
※土曜は月~金を振り返り放送
2020-08-31 23:15:05Z
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