
出席ためらう招待客も
新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚式・披露宴を控える新郎新婦の多くが、予定通りに行うかどうかで頭を悩ませています。「クラスター(小規模な感染集団)」のリスクを心配し、招待されたゲストが出席をためらうケースもあります。感染拡大の脅威は、幸せな男女の晴れの舞台に暗い影を落としています。
東京都昭島市の会社員男性(26)は、3月21日に結婚式と披露宴を控えています。昨年10月12日に執り行うスケジュールでしたが、大型台風の上陸で、やむなく3月に延期しました。「さすがに2回も延期するのは、ちょっとためらわれました」と、予定通り実施する考えです。結婚式場側からは感染防止対策などの説明を受けました。「ほかの施設よりも、衛生面はきちんとしていると思いました。それでも、招待客が来てくれるかどうか不安です」と男性は話します。
挙式を巡っては、読売新聞が運営する掲示板「発言小町」にも、不安の声や相談が寄せられています。
4月に結婚式を予定している「aiaichan」さんは、いったん挙式を取りやめて延期すべきかどうか悩んでいます。式場側の説明では、9月末までの延期の場合、手数料などを無料で対応してくれるとのこと。ただ、「9月に収束しているのか、そんなこと誰にも分からないわけで……」と不安はぬぐえません。「式を延期した花嫁さん、いつ頃に延期しましたか?」と尋ねます。
今月、結婚式を挙げるはずだった「ゆう」さんも、挙式1か月前に延期を決めました。招待客に延期の連絡をすると、「次も絶対行くよ」と励ましの言葉が寄せられているそう。ところが、何も反応のない友人もいて戸惑っています。
結婚式場は感染防止に対策
全国で結婚式場65施設を運営するテイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)によると、2月下旬から日程の見直しについて相談が増え、延期を決断するカップルも少なくないそうです。同社は、今年9月末までの変更については無料で対応。披露宴会場の除菌、換気を徹底するほか、新郎新婦から要望があれば、プランナーやサービススタッフがマスクを着用するそうです。同社の担当者は「結婚式といっても人数や規模、会場はそれぞれです。結婚式を予定しているカップルは心配があるかと思いますが、どんなことでもプランナーに相談してほしい」としています。
結婚式場や披露宴会場を運営するアニヴェルセル(東京都港区)は、同社のサイトで「新型コロナウイルス対応」について公開しています。日程変更にかかる手数料を無料とするほか、会場では、ドアノブ、マイク、手すりの除菌のほか、控え室やトイレなどの換気を徹底するなどの感染防止対策を行うとしています。
結婚式・披露宴の出席者にも不安が広がっています。3月下旬に実弟の結婚式があるという「奈々」さんは、出席するかどうか悩んでいると、「発言小町」に書き込みました。弟夫婦は、「奈々」さんの出産スケジュールを考慮して、結婚式をこの時期にしてくれたとのこと。夫と生まれて間もない我が子の3人で出席するのを楽しみにしていましたが、「ここにきてコロナウイルスが蔓延して、出席をどうすべきか迷っています」とつづっています。
このトピに対し、「たまごん」さんは、「今は、人が集まって接触をする機会をできるだけ減らすことが、私たちにできる数少ない対策の一つですよね。今回は欠席が良いと思います」とアドバイスしました。「ひっぷほっぷ」さんは、この弟夫婦に対し、「乳児がいるのであれば欠席もやむをえません。お姉さんを責めないでください」と理解を求めました。
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