シンガーのビリー・アイリッシュが、現代の若者が日常的にやっている「ある事」を最近になってやめたことを告白。(フロントロウ編集部)
心の健康を優先
今年のグラミー賞で主要4部門を女性アーティストとして史上初めて総なめにしたビリー・アイリッシュが、インスタグラムのコメント欄に寄せられたメッセージを読むのをやめたことを英BBC Breakfastのインタビューで明かした。
今や現代の若者に欠かせないツールとなったインスタグラムをはじめとするSNS。「ファンとつねに繋がっていたいし、おしゃべりしたい」というほど、ファンのことを大事に思っているビリーにとって、インスタグラムはファンと交流するために必要不可欠なツールで、これまではファンから届いたすべてのコメントに目を通していた。
しかし、アーティストと大成功を収めたことで、ビリーを取り巻く状況に変化が…。ビリーは、「カッコイイことをやればやるほどたくさんの人たちから嫌われる」と言うと、いわゆるヘイター(憎悪主義者)やネット荒らしのような存在による悪質なコメントが増え、自身に悪影響を及ぼしていることを告白。過去に重度のうつに悩まされ、自殺を考えたこともあったビリーは、心の健康を保つためにインスタグラムに届いたコメントを読むのを、このインタビューを受けたほんの2日前からやめたことを打ち明けた。
ただし、「今でもファンの人たちを見るとつい話しかけたくなる。彼らはもう1人の自分みたいな存在で、私にとって友達のようなもの」と話すビリーは、ファンとの交流を完全に断ったわけではないようで、ファンの投稿に“いいね”をするなどして、できる範囲で繋がりを持とうと努力しているそう。
(フロントロウ編集部)
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February 23, 2020 at 07:42PM
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