Friday, January 24, 2020

現代のレアもの超小型スマホ「Rakuten Mini」の実機をチェック - ASCII.jp

 昨年9月、楽天モバイルの自社回線サービスの発表会でお披露目されたオリジナル端末「Rakuten Mini」。今やレアとも言える超小型のサイズで、しかもおサイフケータイ搭載ということで話題になった。「無料サポータープログラム」の2次募集(半日で終了)とともに販売が開始された同機について、実機の写真で見ていく。

まさに手のひらサイズの楽天モバイルのオリジナル端末「Rakuten Mini」。楽天回線での利用が前提で、まずは「無料サポータープログラム」のユーザーに販売される

2万円強の価格がインパクト大
サイズは小さいが、普通に使えて、おサイフケータイもあり

   今回なにより驚かされたのが価格。一括購入時で2万1800円なのだ(しかも無料サポータープログラムの2次募集での申込者は購入後に楽天ポイントが1万8000ポイント貰える)。おサイフケータイも搭載したオリジナル端末と考えると破格。法律上、2万円の上限がある端末割引を意識しているとも考えられ、4月に始まる自社回線サービスでの集客における切り札的な存在となりそうだ。

背面にはFeliCaのマークも! おサイフケータイに対応している

 なお、購入はオンラインでは現在は不可で、楽天モバイルの6店舗(恵比寿店、渋谷公園通り店、池袋東口店、名古屋栄店、心斎橋店、神戸三宮店)のみ。SIMフリーではあるが、VoLTEも楽天回線だけの対応で、現実的には楽天モバイルのサービスを前提に利用する端末だろう。

 気になるサイズ感だが、ディスプレーは3.6型、本体は約53.4×106.2×8.6mm、重量は約79g。3.5型のiPhone 3G/3GSと比べると、画面は縦長の分、逆にわずかに小さく、本体は2回りは小さい。当然ながら画面は圧倒的に精細。レスポンスも悪くないので、フリック入力はもちろん、QWERTY入力でも多少速度を落とせばほとんどミス無く可能。とはいえ、画面に表示できる情報量はやはり少ないし、文字も小さい。あとはユーザーの目の能力次第になりそうだ。ホーム画面は独自UIを採用し、アイコンを大きく表示することで使いやすくなっている。

iPhone 3Gとの比較。それよりさらに小さいのがわかる。一方で画面内の情報量はずっと多い。あとは自分の目と相談することになりそう?

文字入力はフリックでもQWERTYでも案外さほど苦にならなかった

 そのほか主なスペックを見ていくと、Snapdragon 439(2GHz+1.45GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン5メガ)、1250mAhバッテリーなど。

 Antutu 8のスコアは9万点台後半なので、HD止まりの解像度を考えると問題なく使えるレベル。本体にスロット類はなく、SIMはeSIM、microSDの追加も不可能だ。カメラは何カットか撮影したが、記録としては問題ないが、写真の画質で選ぶモデルではないという印象。超小型スマホで最大の難点となるバッテリーについては容量は1000mAhを超えており、公称の待受時間(LTE)は約160時間。一般的なスマホの半分弱と考えれば、案外悪くない(?)という評価はできそうだ。

Antutu 8でのスコアは9万点台後半

ホーム画面にはインストールしたアプリのアイコンが大きく表示される独自UIを採用

HD解像度があるので、Androidアプリは特に違和感なく利用できる

ウェブブラウザーも同様。表示やスクロールに特にもたつきは感じない

 本体のデザインは、背面も側面も光沢系の処理が施されており、安っぽい感じはしない。パッケージを見ると、製造者として大手ODMのTinno Mobile(深圳市天瓏移動技術)の名前が書かれており、輸入者として同社傘下のWiko Japanという社名も。しっかりと作られているのも納得できる。

背面、側面ともに光沢系の処理が施されている

USB端子はType-C。ストラップホールも。イヤフォン端子やスロット類は無い

付属するACアダプターは5V/1Aタイプ。パッケージにはWiko Japanの文字も。同社の親会社にあたるTinno Mobileが製造を担当したようだ

 バッテリー持ちの問題があるので、メイン端末として使うには工夫は必要となるが、スマホとしての基本機能に問題は無く、おサイフケータイが使えるのは当然便利。そしてなによりこの値段&サイズはインパクトありだ。どんな使い方ができるかは正式サービスでの料金プラン次第の部分もあるので、その発表も期待して待ちたい。

上下に太めの帯があるあたりはスタンダードな作り

ディスプレー 3.6型液晶(16:9)
画面解像度 720×1280
サイズ 約53.4×106.2×8.6mm
重量 約79g
CPU Snapdragon 439
2GHz+1.45GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部ストレージ ×
OS Android 9
対応バンド LTE:1/3/18/19/26/28/41
W-CDMA:1/6/19(GSM非対応)
VoLTE ○(楽天)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ アウト:1600万画素
/イン:500万画素
バッテリー容量 1250mAh
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ×/×(IPX2/IP5X)
バッテリー容量 1250mAh
生体認証 ○(顔)
SIM形状 eSIM
USB端子 Type-C
カラバリ ナイトブラック、クールホワイト、クリムゾンレッド(4月以降)
価格 2万1800円
発売日 発売中

■関連サイト

カテゴリートップへ

Let's block ads! (Why?)



"現代の" - Google ニュース
January 25, 2020 at 10:00AM
https://ift.tt/37lCTYd

現代のレアもの超小型スマホ「Rakuten Mini」の実機をチェック - ASCII.jp
"現代の" - Google ニュース
https://ift.tt/36b4L0m
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment