各分野で卓越した技能を持つ第一人者を国が表彰する「現代の名工」。令和元年度は県内から、大正5(1916)年創業の和菓子店「鉢の木七冨久(しちふく)」(群馬県高崎市)3代目店主の和菓子職人、石川久行さん(66)がその一人に選ばれた。古希を前にしながら第一線に立ち続け、革新的な和菓子を生み出す一方、飴(あめ)菓子「有平糖(あるへいとう)」の大御所としても知られる。意外にも、大成の鍵は「自らの不器用さゆえ」と語る。(柳原一哉)
石川さんの真骨頂は、ポルトガル伝来の貴重な南蛮菓子、有平糖にある。
飴を薄い板状にして加熱しながら繊細な指先で自在に形作り、四季をテーマに、春ならツクシの、秋ならイチョウの形が魔法のように手元から生まれる。「食べる宝石」とも形容される造形美は口にするのも、もったいないと思わせる。
有平糖を手がける職人は、日本に数えるほどしかいない。和菓子分野で第一人者であり続けてきたことが、「現代の名工」として高く評価された。しかし、自己評価は「不器用で下手くそだ」と言い切る。
大学卒業後、京都の老舗和菓子店「塩芳軒(しおよしけん)」で修行を積んだ。周囲の仲間が要領よく習得するのを見て、「老舗店の息子ながら自分が最も下手だ」と思い知った。
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January 22, 2020 at 06:20PM
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群馬・上州この人 「不器用」ゆえに工夫「現代の名工」に 石川久行さん(66) 老舗和菓子店「鉢の木七冨久」3代目店主 - 産経ニュース
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