兵庫・大阪を地盤とする「関西スーパーマーケット」の買収を目指している首都圏のスーパー「オーケー」は、関西スーパーが阪急阪神百貨店の運営会社と経営統合する方針を示していることについて、統合による効果の説明が不十分だとして質問状を送ったことを明らかにしました。
「関西スーパーマーケット」は8月、阪急阪神百貨店などを運営する「エイチ・ツー・オー リテイリング」と経営統合してその傘下に入ることを発表していますが、「オーケー」は、株式の7%あまりを保有する「関西スーパー」に対してTOB=株式の公開買い付けによる買収を提案しています。
オーケーとエイチ・ツー・オーとの間で争奪戦となる中、オーケーは、関西スーパーに対して、エイチ・ツー・オーとの統合による効果の説明が不十分だとして、21日、質問状を送ったことを明らかにしました。
この中で、オーケーは、自社の買収提案よりエイチ・ツー・オーの傘下に入る方が株主にとって利益があると考える具体的な根拠などについて、早急に見解を示すよう求めたということです。
関西スーパーは10月末の臨時の株主総会でエイチ・ツー・オーとの経営統合の承認を求めることにしていますが、オーケーはこれに反対する姿勢を示していて、総会に向けた双方の動きが一段と活発になりそうです。
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