一生に数回しかない大きなお買い物、そのうちのひとつが結婚式です。せっかくお金を掛けるのですから、自分たちにとってはもちろん、お招きするゲストや今まで育ててくれた両親にとっても心に残るものになるようにしたいもの。その考え方の基本とはなんでしょうか。
Step1 ウエディングの時代性とは?
ウエディング・パーティには時代性が反映されるようです。今の花嫁の母親世代が結婚式を挙げたバブル景気に沸いていた1980年代は、披露宴のゲスト数も100名単位が主流。華やかで贅沢な結婚式を挙げるカップルがたくさんいました。 そして、1990年代後半からは、多くの外資系ラグジュアリーホテルや、ゲストハウスの参入により、ウエディングもぐっと選択肢が増え、カップルそれぞれの自分たちらしいスタイルを大切にしたり、ゲストへのおもてなしに重きをおくような、そんなオリジナリティのあるウエディングに変わってきたと思います。 そして、今、このコロナ禍では、たくさんのカップルが結婚式を中止や延期を余儀なくされ、悩みながら進んでいるという時代になりました。 でも、どんな時代でも、結婚式の意義は、「夫婦としてスタートするためのけじめをつけること」。そして「お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えたい」ということ。その意義を基本に、そのためにはどこにお金をかけるといいのかを考えていくといいヒントになると思います。
Step2 節約してもおもてなしはできる?
今の時代、余計な出費は抑えたいという気持ちは誰もがもっているものだと思います。でも結婚式において節約を考えるのであれば、まずは自分たちのことに対しての倹約が先。例えば、ホテルでの婚礼で、ウエルカム・シャンパンでゲストをお迎えしたあとは、いちばん美味しいといわれているスペシャリテが入ったコースを選び、弦楽四重奏の生演奏を入れるけれど、花嫁は彼女らしい素敵なウエディング・ドレスだけでお色直しはしない。そんなふうに自分たちにはお金をかけないけれどおもてなしは贅沢にしたいというカップルは素敵です。これがもし反対に、お色直しは3回もしたのにお料理は質素だったとしたら、ゲストに満足してもらうのは難しいでしょう。ふたりが何のために結婚式を行い、何のためにゲストにお披露目をするのかを考えれば、料理のランクを落としてまで着飾ることはできないはずです。全体のバランスを考え、ゲストに対して自分たちばかりが突出した印象を与えないようにするのもおもてなしの大切な部分だと思います。
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