アプリ婚活隆盛の時代にもいる仲人
――現在の活動を教えてください。 (高須)「お相手に恋する婚活」をテーマにした結婚相談所を立ち上げ、昔ながらの仲人業をしています。よくあるアプリ婚活のようなサービス(通称:情報サービス業)とは違い、お客様一人一人に会って、ご希望を聞き親身に寄り添いながら、地道にお相手探しのお手伝いをすることがミッションです。独自のパーティーが好評で、カップリング率8割を超える会もありました。 ――仲人業はアプリ婚活とは何が違うのでしょうか。 (高須)情報サービス業は、登録されている異性の情報が閲覧でき、見合い申し込みができるシステムになっています。が、マッチングはアプリのシステム任せ、本人任せになっており、職員がきめ細かくサポートしてくれたりお相手を紹介してくれることはありません。お会いしてからの交際期間も本人任せになっているところが大きな違いです。 仲人が付いている場合は、初回のカウンセリングからお相手選びの基準作り、プロフィール作成、マッチング、交際中から結婚に至るまですべての局面で仲介し、援助していることがほとんどです。 ――きめ細やかさとサポート力が全く違うのですね。 (高須)これは業界裏話になりますが、あとは入会者からお金をもらうタイミングが異なりますね。情報サービス業は、会社によっても様々ではありますが、入会時に諸費用が発生します。 結婚相談所も入会金、月毎の登録料はかかりますが、成婚した際の成果報酬が一番高いように設定されていることが多いのです。情報サービス業は入会させ、継続させればお金になりますが、相談所は成婚させないとお金になりません。ですから、サポートも手厚くなるんです。 最近の相談所では「アプリ婚活をしているがうまく行かないけどどうしたらいいのか」「アプリで出会ったこの人どうですか?」など、アプリ婚活のセカンドオピニオンとしてご相談を受けることもあります。アプリ婚活が広がる分、結婚詐欺師や既婚者も紛れていて被害者も増え続けているので、そうした相談も増えています。
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