Wednesday, December 16, 2020

結婚式の写真屋が、コロナ禍をきっかけに結婚式そのものを運営することを決意した。 - PR TIMES

家族ファーストの「ふたリッチ婚」プロジェクトスタートまでの道のり

株式会社Satomi Noir代表取締役 里見憲智

こんにちは。Satomi Noirの里見憲智です。

私たちSatomi Noir(サトミノワール)は、結婚式専門の撮影会社として2008年に東京で創業しました。

創業以来、パーク ハイアット 東京などの超ラグジュアリーホテル専門の写真撮影パートナーとして、たくさんのご夫婦の結婚式を撮影しています。

私たちの企業理念は「その先の人生を照らし続ける光りでありたい」。

この理念を達成するため、フォトグラファーが2名結婚式の撮影に入り、ご新郎ご新婦のことを撮るだけでなく、ご新郎ご新婦が見ていたことを撮ることで、結婚式の想い出を残し続けてきました。

サトミノワールの創業当初からの作風。新郎新婦が見ていたことを撮る。

結婚式ってそもそもなに?

例えば、もし、卒業式が無かったらどうですか?例えば高校の3年間の後、卒業式が無くそのまま次の進路が始まったらどうですか?きっと何か、消化しきれないキリの悪い感情が残ると思います。

人はどの時代どの民族も、必ず何かの節目には「式」を行います。

「式」とは、日常の時間をとめて非日常の時間を作り、人が集まりその節目について共通の行動を取ること。

人はこの「式」を経ないと、節目から節目の次のステップに感情が移行できないのです。この移行できない感情を「抗自然消化感情」といいます。

結婚式の人生での意味

このことに大きく気付かせてもらったのは、ある新郎新婦のお母様のひと言でした。私たちの写真アルバムを納品した時、そのお母様がひと言「これであの二人も踏み止まれるわね」とおっしゃいました。

結婚式の時に集まってくれた、家族、親族、友人。みんなの前で、ご新郎ご新婦は幸せになる決意を宣言します。

幸せになる決意をしたこと。その感情をその先の人生に持っていくことが、結婚式をすることの本当の意味だと悟りました。

人生の様々な荒波の時、結婚式の決意を思いだし「踏み止まる」。

その決意をその先の人生に届けるために、私たちのような結婚式の事業者が存在しているのだと思います。

写真との出会い。始まりは考古学の写真撮影でした

私が写真の道を志したのは、大学生の時に専攻していた考古学の発掘調査中、発掘された遺跡の写真を撮ることに興味を持ったところからでした。

遺跡は調査が終われば埋め戻されて、その上に建物が立ち、壊され無くなってしまう。でも、自分が撮影した遺跡の写真は、後世への資料として永遠に残り続ける。写真は自分を永遠にしてくれる。私が写真に魅力にはまったのはこの気付きからでした

そして、大学を卒業後、横浜の老舗写真館フォトエクボに入社。結婚式などの記念写真に従事し、13年間勤めさせていただきました。社会人となり仕事で写真業に携わっている中、最初は自分にとってのやり甲斐が中心だった写真への考え方が、いつしかそれがお客様の人生に大きな貢献をもたらすことに気付き、本当に熱中して勤めさせていただきました。

結婚式は写真が9割

そもそも写真でなんで撮るんでしょうか?

みなさんにとって、最も身近に写真に触れることは、お手持ちのスマホのカメラの撮影だと思います。スマホは今、生活の必需品です。そして世の中で発売されているスマホには、必ずと言って良いほどカメラが実装されています。逆に言えば、カメラは生活の必需品。なので、スマホに実装されている。

なぜ、カメラが生活の必需品なのか。

それは、人間は忘れてしまう動物だからです。

どんなに素敵なことでも、時間が経ってしまえば記憶が薄れていってしまう。

例えば、子どもが生まれたとき。その時は我が子を愛し、我が子の幸せを願ったはずです。でも、時間が経っていろいろな人生の荒波で、そのことを忘れてしまう。最悪なのは、踏み止まれずに幼児虐待までいってしまう場合もある。とっても悲しいことだと思います。

結婚式の決意の記憶もまったく同じこと。その決意を忘れてしまうから、踏み止まれず、家庭問題に発展してしまう。

写真は時を止める唯一の手段

結婚式の記憶を、その先の人生に持っていく。写真はそのためにあるのです。

踏み止まるために。

コロナ禍がウエディング業界を直撃

会社員から独立し、Satomi Noirを設立したのはリーマンショック真っ只中の2008年。そんな中、当初から様々なご縁に恵まれ、おかげさまで順調に業績を伸ばし続けて参りました。

今年の2月末、コロナ禍が日本へ、そして結婚式業界にも影響するのではという兆しの時、とっても悩みました。

私たちは結婚式専門の写真屋です。正直「ヤバイな」と思いました。そんな中で、まぁうちは写真屋なので、フォトウエディングという、結婚式はやらなくても写真だけ撮るという市場があるので、そこに行くしかないかなと一瞬思いました。

でも、私はそもそも、結婚式の写真屋をやっているのは、結婚式の決意をその先の人生に持って帰ってもらうために写真をやってるのであって、結婚式をやれないのなら、写真を撮っても意味ない。

結婚式の無いフォトウエディングなんて、ただの花嫁衣装のコスプレと同じこと。そんなビジネスについてはぜんぜん血湧き肉躍る気持ちになれない。と悩みました。

私は、結婚式の決意を忘れなければ、その先の人生が幸せに過ごせると信じている。

写真はそのためのもの。

ならば、この時代になったからこそ、私自身が写真屋という枠を飛び越え、結婚式そのものを企画、運営していこうと決意しました。

そして「ふたリッチ婚」のプロジェクトがスタートしました。

ふたリッチ婚とは

「ふたリッチ婚」とは、新郎新婦二人とその家族のみ行う少人数結婚式の専門サービス。大規模な披露宴や二次会などを開催せず、その費用を本当に大切にしたい家族との贅沢な時間に使う、家族ファーストな結婚式です。首都圏のラグジュアリーホテルとのタイアップ展開により、心からご満足いただける特別な体験づくりに取り組んでいきます。

このコロナ禍をきっかけにした最新の調査(eMariageが2020年11月に20〜30代男女1,000人へ実施した結婚式の規模に関するインターネット意識調査)では、「Q.2020〜2021年に結婚式をするならどちらを選びますか?」という質問に対して、「少人数の家族とリッチに過ごす」と回答した人が90.4%と大多数を占め、「大人数のゲストと楽しく過ごす結婚式」と回答した人がわずか9.6%にとどまりました。

調査から、これまで結婚式の定番であった大人数のゲストを招待して披露宴や二次会を行うスタイルから、家族中心のリッチな少人数婚へ、コロナ禍を転機として新郎新婦が求める結婚式のイメージが大きく変わっていることが分かります。

さらに、「Q.結婚式のどの部分にこだわりたい(お金をかけたい)ですか?」という質問に対しては、「1位 家族との時間が充実」「3位 会場の雰囲気が上質」と、家族水入らずの時間を贅沢に過ごしたい新郎新婦が多数という結果に。また、これまでの結婚式の定番スタイルであった「ゲストが多数参加できる」という部分に関しては、わずか3.5%の回答率にとどまり最下位でした。

2021年の結婚式は少人数婚、そしてキーワードは"家族ファースト"。新郎新婦の大切な家族と向き合い、水入らずの時間を贅沢に過ごすことで、両家に一生の絆をつくる新しい結婚式のスタイルがトレンドになると予想されます。

そこで誕生したのが、新郎新婦二人とその家族のみで行う少人数結婚式の専門サービス「ふたリッチ婚」です。

少人数だけどリッチに

少人数の結婚式だからと言って、質素にやりたいということではないと思いおます。貴方の結婚式の想い出は、質素でありたいですか?そんなことはないと思います。

結婚式だからこそ、ゴージャスにリッチに。

ゲストをたくさん呼ばないで、二人と家族でラグジュアリーなホテルに滞在してリッチな時を過ごす。とっても素敵な想い出となると思いませんか?

「二人でゆったりとリッチな時を過ごしたよね」そんな想い出をお二人の未来のために提供したい!

結婚式産業をエモーショナルに戻したい

結婚式という完全に成熟したビジネスは、ともすればちょっと変わった奇抜なものが目立つような業界になってしまいました。結婚式は確かに非日常の時間です。でも同時に決意の記憶を残すための日でもあります。非日常とは言え、その記憶がもし自分らしくない想い出であったら、どうでしょうか?思い出したくありませんよね。

自分たちらしく非日常を過ごし、大切な家族や仲間たちからの愛情を受け取ること。それが一番。

私たちは、結婚式を、本来のエモーショナルなものに戻します。

結婚式専門の写真屋として培ってきた想い「その先の人生を照らし続ける光りでありたい」を貫いて参ります。

皆さま応援してください。

公式ホームページ:https://emariage.jp

Twitter:https://twitter.com/futarichkon

Instagram:https://ift.tt/2KyE1kA

<お問い合わせ先>

株式会社Satomi Noir 「ふたリッチ婚」事業部

メール:info@emariage.jp

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