フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(当時22)がSNS(交流サイト)で中傷され自殺したとみられる問題で、警視庁捜査1課は17日、ツイッターに木村さんを中傷する投稿を繰り返したとして、大阪府箕面市の職業不詳の20代の男を侮辱容疑で書類送検した。
捜査1課によると、問題のきっかけとなった番組が配信された2020年3月末から木村さんが死去した5月23日までの間に、木村さんを中傷したり批判したりするツイッターの投稿が約200のアカウントから300件以上確認された。同課は特に悪質だった男について立件し、他の投稿者についても調べている。
同課によると、男は「(番組での木村さんの)態度が許せなかった」と容疑を認めている。木村さんの遺族に向けて「一生罪を背負う。本当にごめんなさい」とも供述している。
書類送検容疑は5月中旬ごろ、木村さんのツイッターのアカウントに「生きている価値あるのかね」「いつ死ぬの?」などと複数回投稿し、不特定多数に閲覧させて木村さんを侮辱した疑い。
木村さんは19年からテラスハウスに出演。20年3月末に動画配信サイトで共演男性に怒りをぶつける場面が配信されると、ネット上で視聴者からの中傷が相次ぐようになった。木村さんは5月23日、都内の自宅マンションで心肺停止の状態で発見され死亡した。状況から自殺とみられる。
警視庁は木村さんの遺族から相談を受け捜査を開始。木村さんの死去後、中傷の投稿の多くは削除されたが、復元して内容を調べていた。
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2020-12-17 01:15:19Z
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