
鈴鹿サーキットで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦決勝。その終盤に複数台が絡むアクシデントが発生したが、そこで笹原右京(TEAM MUGEN)に対して危険なドライブ行為があったとして、レース結果に40秒加算とペナルティポイント3点が加算されることが正式結果で発表された。
レースが残り10周を切った24周目、4番手を走っていた笹原右京(TEAM MUGEN)に坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、さらに平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が並びかけ、4ワイドの状態で1コーナーに突入した。この時に、イン側から2台目にいた笹原は自身の走行ラインを確保するべくアウト側に寄っていたのだが、そこで行き場を失った坪井に接触。バランスを崩した笹原はイン側にいた平川にもぶつかり、3台が絡むマルチクラッシュとなった。
特に笹原は減速しないままスポンジバリアにクラッシュ。マシンが半分横転した状態となったが、自力でマシンを降りて無事だった。同じく平川も激しいクラッシュとなったが、大きな怪我はなく自力でマシンから脱出していた。
このアクシデントにおいて、レース審査委員会は笹原に危険なドライブ行為があったとして、レース結果に40秒を加算するとともに、ペナルティポイント3点を加算することを決定した。一度のペナルティで3点加算されるのは珍しいケースで、かなり重い罰則とのことだ。
なお、TEAM MUGENでは15号車、ITOCHU ENEX TEAM IMPULでは20号車の修復作業が今も続いている。
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