本質的なラグジュアリーとは? 家族の結束を強めた結婚式
仕事をきっかけに出会い、プライベートで訪れた石垣島での再会で交際がスタートした下地邦拓さんと絢香さん。ふたりが結婚を決め、会場選びをスタートしたのは2019年秋。ガーデンウェディングをイメージして、はじめにたどり着いたのは「ベルベデーレ」のプランナーであり、テントウェディングなどセンスフルなコーディネートをしてきた望月実沙さん。 コンセプトに決めたのは「You guys are the best things that have ever happened to us(あなた達と出会えたことは、私たちの人生で最良の出来事)」。“友人は家族”、そう考えるふたりは、約100名の大切なゲストを引き合わせて、出会いの場となるようなパーティを計画。しかしコロナ禍の影響を見据え、「家族の時間を深めるミニマルなパーティ」へと気持ちを切り替えたそう。 「理想は大好きなゲストたちとハグをして、友人を紹介しあう、みんなとの距離が近いウェディング。でも、この理想を実現するのは“今じゃなくてもいいのかな”と思ったんです」。 何度もふたりで話し合い「もう結婚式をやめたい」という気持ちになったこともあったと語る絢香さん。さまざまな壁を乗り越えて迎えた結婚式に参列したのは、ふたりの両親や兄弟の9名。
会話と料理を楽しんだ特別なリラックスパーティ
居心地のよい空間で、大切な人たちに感謝を伝えるために、空間と料理に贅を尽くす。そんな新しい形のマイクロウェディングを目指した下地さん夫妻。 「家族のみの結婚式だったので、とにかく気張らずに、リラックスしてお互いの家族との会話をゆっくり楽しめるようにしました」。 料理は、両親世代にも食べやすい懐石料理でおもてなし。食事の合間にはお互いの両親からの、祝福の気持ちが込められた演奏のプレゼントに耳を傾けて静かな感動を呼ぶワンシーンも。最後は邦拓さんの親友Mifuyuさんが描いたイラストに、ゲストからサインをもらってパーティはお開きに。 「改めて、家族がひとつになったことを実感したパーティでした。式後はそのままヴィレッジ内のホテルに宿泊し、翌日までゆったりとした時間を満喫できたのも一生の思い出です」。 profile: 下地絢香さん まちづくり企業“UDS”でプロジェクトデザインを担当。旅行で訪れた石垣島で再会した、沖縄科学技術大学院大学 職員の下地邦拓さんと、2020年7月4日に結婚。「ベルベデーレ」のプロデュースにより、親族9名で「Sport & Do Resort リソルの森」のガーデンにて人前式、同会場内の「和食処 翠州亭」でウェディグパーティを開催。式後は敷地内のホテルに全員宿泊し、滞在型のウェディングを楽しんだ。
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September 02, 2020 at 06:11PM
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