江戸時代から現代に至るまでのひな飾り74組600体を展示する「第9回ビッグひなまつり」が、兵庫県小野市立好古館(西本町)で開かれている。幅9メートル、奥行き4メートル、高さ3メートルの大型ひな壇には七段飾りや御殿飾りがずらり。展示数は過去最多で県内一を誇る。市内では小野商店街やホテルなど計40カ所でも飾られており、「ひなめぐり」を楽しむことができる。
1653(承応2)年にできた小野藩陣屋町(現小野商店街)では武家町や商人町が発展。貴重なひな人形が多く残っていたため、同館が2012年に展示を始めた。昨年は県外からのバスツアー客ら過去最多の約1万1千人が訪れた。
大型ひな壇には、手前から古い順にひな人形が並ぶ。大正時代の男雛は赤みがかった茶色の「黄櫨染」と呼ばれる袍衣をまとう。平安時代の嵯峨天皇以来、天皇が晴れの儀式で着用した袍衣と同じ色で、大正天皇の即位に合わせて作られたとみられる。
卵の殻で手作りした「たまご雛」(1958年)は、卵の丸みを生かしてひな人形の顔を描いたユニークな作品。火焔太鼓など宮廷で奏でられていた奏楽の楽器を手にする五人ばやしが並ぶ御殿飾り(1930年)もある。小野市の主婦(31)は「珍しいひな人形がたくさんあって圧倒されますね」と話していた。
神戸電鉄小野駅前の小野商店街では27店がひな人形を展示。呉服店「うつくしいキモノきよたにや」(本町)では豪華な七段飾りが店内を彩る。
好古館(月曜休館)とコミュニティーレストラン「誉田の館いろどり」(福住町)の展示は4月5日まで。ほかは3月8日まで。好古館TEL0794・63・3390
(笠原次郎)
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