Tuesday, February 11, 2020

いみず市民交流プラザ 完成式 現代の小杉焼花添える - 中日新聞

【上】別小杉茶碗を説明する藤田貴士さん【下】大きい鴨徳利(右)を出展した谷口賢司さん=いずれも射水市のいみず市民交流プラザで

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鴨徳利や茶わん41点展示

 射水市の小杉地域で江戸時代から歴史がある小杉焼の流れを受け継ぐ四窯で作陶された作品を紹介する「現代小杉焼展」が十一日、同市戸破のいみず市民交流プラザで始まった。十六日まで。入場無料。

 小杉焼をPRしている小杉まちづくり協議会の小杉焼プロジェクトチームが主催。北陸中日新聞の後援。

 小杉地域にある光生窯、仙陀(せんだ)窯、緑天鳳(りょくてんほう)窯、浄土窯の四窯元の陶芸家計六人が徳利(とっくり)や茶わん、花器など計四十一点の作品を展示している。同プラザの完成を祝って企画した。

 古来の小杉焼は一八一六(文化十三)年ごろから明治時代中期ごろまで作陶された。酒器や茶器など日用雑器が主で、カモに似た鴨徳利(かもどっくり)が知られている。

 旧小杉窯があった同市上野の粘土を使って、小杉焼を作っている緑天鳳窯の谷口賢司さん(66)=射水市鷲塚=は大きさ八十五センチの鴨徳利を出品。スマートフォンを入れると、音が響く置物「お知らせ君」など変わった造形の作品も並べた。谷口さんは「地元の土で作る小杉焼にこだわりたい」と話す。

 仙陀窯の藤田貴士さん(64)=同市青井谷=は、昨年五月一日の改元の日に焼き上げた「別小杉茶碗(べつこすぎちゃわん)」、薪で焼き上げた風合い豊かな「純自然釉窯変(ゆうようへん)耳付花入」を出品した。

 同プロジェクトチーム代表の高寺政守さん(70)=同市三ケ=は「小杉焼の良さを引き継ぐ現代の作品を若い人や女性に見てほしい」とアピールした。開催時間は午前九時〜午後五時(最終日は午後四時半まで)。 (武田寛史)

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