
結婚準備が始まってだんだんと忙しくなってくると、身近な人についイライラしたり、愚痴をこぼしたりしてしまいがち。そこで今回は、気持ちに余裕をもち、思いやりの心をもって、楽しく準備期間を過ごすためのアドバイスを紹介します。
Step1 〈彼と…〉お互いを思いやって「ふたりが主役」と心得て
今の社会は男女平等ですから、結婚においても「平等婚」が一般的。ふたりとも主役です。最近の男性は結婚式の準備も積極的に参加しますし、なかには女性の方が忙しく、男性主体で準備するカップルもいます。まさに多様性の時代ですので、ふたりで楽しく準備を進めることがなにより大切。もし、何かで悩んだとき、彼が自分の考えを即答できなくても、第三者の前で彼と言い争ったりイライラするのはやめましょう。お互いの性格を知っているふたりだからこそ、「彼は慎重派なのだ」「彼女はここにこだわりたいんだな」と理解し合えるふたりでいてください。
Step2 〈両親と…〉親にとって子どもの結婚式は子育ての卒業式
準備期間中、両親とぶつかることもあるでしょう。あれこれ意見を言われたり、反対にあまりに無関心で、祝福されていないのではと心配になる人もいるかもしれません。でも忘れてはならないのは、家族はあなたの幸せを心から願っているし、同時にさびしさも感じているということです。その気持ちをくんで進行状況はこまめに報告しましょう。親にとっても子どもの結婚式は子育ての卒業式です。「自分たちでするから助けはいらない」という態度は、両親にとってはさびしいもの。甘えてよいことといけないことを見極めて、式までの時間を思いやりをもって過ごしてください。
Step3 〈彼の両親と…〉時間をかけて少しずつ家族になれば大丈夫
恋人であれば本人同士の気持ちの問題だけですみますが、夫婦になると彼の後ろにあるものも、すべてを受け止めなければなりません。結婚とは、彼の親の子どもになるということなのです。けれども、結婚式を挙げる前はまだ正式に娘になったわけではないので、お互いに遠慮があるし、反対にあまり踏み込まれすぎても、彼の両親も困ることがあると思います。今までまったく違う環境で育ってきたのだから、急に親子になろうなんて無理な話なのです。結婚式はゴールではなく、スタートラインに立ったばかりだという気持ちで、時間をかけて少しずつ家族になっていけばよいと考えるようにしましょう。無理することなく、自然体でつき合っていけば、きっと上手に家族になっていけるはずです。日ごろから両親にあまり細かいことまで話さない、という彼なら、彼女のほうで上手に彼の両親に状況を報告しておくと喜ばれるかもしれません。
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