
痛かった開始6分のPK
勝つしかないG大阪だったが、いきなり出鼻をくじかれた。ディフェンスの背後に出されたボールをCBキム・ヨングォンが処理したが、後方にボールは流れた。すぐさまGKの東口が反応し、キャッチに向かう。しかし次の瞬間、全北現代の左ウイングバック、パク・ジンソンが猛然と走ってきてキム・ヨングォンと接触した。2人はともにボックス内で転倒したが、主審はPKを宣告。東口が十分、ボールに間に合っていただけにG大阪にとっては悔やまれるプレーとなった。このPKをグスタボに決められ、開始6分でリードを許すことになってしまった。 追いかける形になったG大阪は、当然ながら攻めに力を割いていった。だが、マンマーク気味で守る相手の前に、なかなかいい形を作れない。中央でのコンビネーションや相手ウイングバックの裏を狙って攻略の糸口を探るものの、決定的な場面を生み出せない時間が続いた。結局、前半はネットを揺らせず、0-1のまま後半を迎える。決勝トーナメント進出するには、2点を取らなければならないG大阪は、井手口に代えて倉田を開始から投入した。それに伴い、矢島がボランチに下がり、倉田は前線に絡むポジションを取って、ゴールをこじ開けにかかった。 48分には早速、倉田が絡む形で最後はボックス内の矢島のシュートにつなげた。GKの正面を突いたためにゴールにならなかったが、前半には見られなかった崩しだった。49分には縦パスに反応した宇佐美が左からクロスを送り、中央にパトリックが走り込むもシュートは空を切る。51分には宇佐美のクロスにパトリックが頭を合わせるも、ボールはわずかに枠を逸れた。相手を押し込み始めたG大阪は53分、ついにネットを揺らす。右サイドでボールを奪うと、小野瀬が出したボールにパトリックが反応。DFにシュートコースを塞がれたが、ボックス右の角度のないところから右足を振り抜き、豪快にシュートを決めた。
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