Saturday, December 19, 2020

研ぎ澄まされた長光太刀、現代の名工が復元 朝倉氏遺跡資料館 - 中日新聞

復元された朝倉氏の宝刀「朝倉長光」=福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館で

復元された朝倉氏の宝刀「朝倉長光」=福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館で

  • 復元された朝倉氏の宝刀「朝倉長光」=福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館で

 県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館(福井市)でテーマ展「よみがえる幻の宝刀朝倉長光(あさくらながみつ)〜朝倉氏の清水寺信仰〜」が開かれている。館が特別に復元した朝倉氏ゆかりの小太刀「朝倉長光」を初公開し、朝倉氏が信仰した京都・清水寺との関連などを紹介している。来年二月十六日まで。

 「朝倉長光」は、鎌倉時代後期に備前(岡山県)を拠点に活動した長船(おさふね)派の刀工で、多くの名刀を残した長光(ながみつ)の作。後に朝倉氏が所有し、宝刀としたことからこう呼ばれる。朝倉氏の滅亡後は豊臣秀吉が所持し、豊臣家も滅亡した後は行方知れずになったが、刀の形状などが詳細に写された刀絵図が残っている。

 同館は二〇二二年十月に開館予定の博物館の目玉として朝倉長光の復元を計画。福井市の刀匠で「現代の名工」にも選ばれている森国清広さんが二〇一八年に制作し、研師による研ぎ上げなどを経て完成した。...

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