Friday, December 18, 2020

コロナで結婚式自粛…「フォトウエディング」急増 - 神戸新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で結婚式が減る一方、式の代わりに新郎新婦の晴れ姿を写真に残す「フォトウエディング」が増えている。撮影場所がその成否を分けるとされる中、「ブライダル都市」を掲げる兵庫県高砂市の海岸に白羽の矢が立ち、モデル撮影会が行われた。

 結婚式をプロデュースする「スウィートブライド」(同県姫路市)によると、感染状況が落ち着きつつあった9月以降、フォトウエディングの依頼が急増し、これまでに約20回開催。前年同期の3倍ほどに当たるという。

 同社は高砂市が公募した臨海部の施設暫定利用を申請。兵庫県立高砂海浜公園(同市高砂町向島町)で今月9日、プロカメラマンや高校の写真部員が参加する撮影会を開いた。日が暮れると、夕日に染まった空と松林の中に、白い砂浜で寄り添う男女のシルエットが浮かび上がった。

 撮影した高砂南高校写真部長の吉田由芽(ゆめ)さん(16)は「見慣れた景色がファインダーを通すとリゾート地のように見えた」と話し、同社の中道諒(りょう)代表(52)は「広い砂浜が魅力」と手応えを口にした。

 スウィートブライドTEL079・228・6677

(笠原次郎)

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