アイドルグループ・欅坂46改め「櫻坂46」が、1stシングル「Nobody's fault」発売前日の8日、東京国際フォーラム ホールAでデビューカウントライブ『櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!』を無観客のライブビューイング公演として開催し、全国117館の映画館で計3万8000人を動員した。注目を集めていた欅坂46時代の楽曲は“封印”。サプライズで初披露された未発表の新曲「櫻坂の詩」を含む全8曲の持ち歌だけを披露した。
10月12・13日に行われたラストライブをもって欅坂46としての活動に幕を下ろし、翌14日から再出発した櫻坂46。あれから2ヶ月が経ち、改名後初の単独ライブは、2016年に行われた欅坂46の初単独ライブと同じ場所で、同じタイトルがつけられた。
欅坂46時代のCDシングル表題曲は8作全て、平手友梨奈がセンターを務めたが、櫻坂46の1stシングルは、森田ひかる、藤吉夏鈴、山崎天が楽曲ごとにセンターを担う“トロイカ体制“。表題曲の1列目と2列目の8人を「櫻エイト」とし、カップリング曲も含む全楽曲の1・2列目を担当。3列目の6人のメンバーが楽曲によって替わり、すべて14人で歌う新体制となった。
リニューアルされたOVERTUREに続き、序盤の3曲は、シングル表題曲センターの森田を中心とした14人で、デビュー曲「Nobody's fault」、カップリング曲「ブルームーンキス」「最終の地下鉄に乗って」を披露。森田は「この14人では感情的でメッセージ性強い楽曲を歌っています。たくさんの方の心に響くような私たちらしいパフォーマンスをみんなでお届けできればと思います」とあいさつした。
藤吉センターの14人では、「Plastic regret」をパフォーマンス。藤吉は「次の曲は歌詞だけ見ると恋愛曲かなって思うと思うんですけど、私は恋愛とは全く違うような新しい解釈を見つけました。みなさんも自分なりの解釈を見つけてみてください」と呼びかけ、YouTubeのMV再生数が300万回を突破し、表題曲に迫る人気の共通カップリング曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」を披露した。
最年少14歳の山崎天をセンターとする14人は「半信半疑」に続き、メンバーの笑顔が印象的な「Buddies」へ。山崎は「私がセンターを務める『Buddies』という楽曲は、私の大切さ、生きることの大切さを改めて感じさせてくれる曲。いろんな解釈をしていただきたいです。この作品が世界中の方に届くように祈っています」と伝えた。
■“まさかの2度目”のデビューに1期生が胸中「絶対に幸せにします」
シングル収録曲7曲を歌い終え、メンバーは一人ひとりあいさつ。土生瑞穗は「振り返ってみると楽しいことばかりではなくて、時には苦しいことや悲しいこともありました。でも、その景色があったからこそ、いま私たちは背中を押されたように前しか向けないし、そこには大きな夢が広がっているんだなと感じています。いつまでも皆さんの心の中に咲き続けるそんなすてきなグループでありたいです。これから一緒に新しい坂を上っていきましょう」と想いを伝えた。
守屋茜は「まさか人生2度目の『デビューカウントダウンライブ!!』を経験できるなんて思ってもいませんでした」と胸中を明かし、渡辺梨加は「2回目のデビューになりますが、これからまた新しい気持ちでメンバーのみんなと精一杯頑張っていきたいです」と約束。小林由依は「私たちが絶対に、皆様を幸せにします」とこれまでにないような強い言葉を発信し、渡邉理佐は「これからもできる限り長く長く、みなさんと一緒にすてきな時間を過ごしていけたら。メンバーと助け合いながら前に進んでいきますので、どうか、長く一緒にいてください」と呼びかけた。
そして、7月の無観客配信ライブで涙ながらにグループ名改名を発表した菅井友香は「やっと、ついにここまで来たんだなと思っています。ここまでいろんなことがありましたが、みんなのライブでの笑顔を見て、今まですべてに意味があったんじゃないかなと思います。これから、皆さんとたくさんかけがえのない日々を感謝とともに過ごしていきたいと思います。どうか櫻坂46と長いお付き合いをよろしくお願いします」と晴れやかな笑顔を見せた。なお、櫻坂46のキャプテンはまだ決まっていないという。
メンバー26人が勢ぞろいしたところで、菅井が改めて「欅坂46のラストライブから約2ヶ月。いよいよ明日、『Nobody's fault』で櫻坂46はデビューします!」と高らかに宣言。これまでは指の角度を46°に広げた“サイマジョポーズ”を決めポーズとしていたが、新たな“桜ポーズ”を紹介。松田里奈は「手を大きく開いてください。中指をまっすぐそのまま親指に近づけて、親指を中指の第二関節につけていただくだけで、なんと!桜ポーズになります。桜が咲いたような形になっていて、5枚の花びら(に見える指)がこだわりです」とレクチャーした。
ラストはその桜ポーズが振付に出てくる未発表の新曲「櫻坂の詩」をサプライズ披露。このライブのために総合プロデューサーの秋元康氏が書き下ろした新曲を、桜の形をした紙吹雪に包まれながら歌うと、菅井は明るい声で「櫻坂をしっかりと駆け上がっていきたいと思います。安心して応援していただけたらうれしいです。ありがとうございました!」と絶叫した。
■『櫻坂46 デビューカウントダウンライブ!!』セットリスト
OVERTURE
1. Nobody’s fault
2. ブルームーンキス
3. 最終の地下鉄に乗って
【DANCE TRACK 1】
4. Plastic regret
5. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
【DANCE TRACK 2】
6. 半信半疑
7. Buddies
8. 櫻坂の詩
2020-12-08 15:00:33Z
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