Wednesday, June 3, 2020

寺で同性結婚式 指輪の代わりに虹色数珠 「性関係なく幸せに」 埼玉・川越 - 毎日新聞 - 毎日新聞

指輪の代わりに結婚式で授ける数珠を手にする千田明寛副住職=埼玉県川越市小ケ谷の最明寺で2020年5月27日、仲村隆撮影

 埼玉県川越市小ケ谷の最明寺は、5月から同性結婚式の受け付けを始めた。同市は5月から同性カップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入しており、寺院としてもLGBTなど性的少数者への理解を進める動きに参加し、新しいお寺のあり方として取り組むことにしたという。同寺院によると、同性結婚式を行う寺は全国的にも珍しい。

 発案した千田明寛(みょうかん)副住職(32)は、2015~16年にインドの寺院に留学。多くの人種や宗教が混在するインド社会で多様さを受け入れる共生文化に接して、LGBTなどの性的少数者への関心を抱いた。

 千田副住職は「多くの宗教が同性婚を禁止しているが、仏教では否定していない。今では仏教というと葬儀の時にだけ関わるものと思われているが、寺院は本来、生涯を通じて関わる場所。かつては仏前結婚式も多かったことから企画した」と話す。

 挙式は本堂で、本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)像を前にカップルが門出を願い出ることから始まる。結婚指輪の代わりにLGBTを象徴する虹色の数珠が僧侶から授けられ、仏前で誓いの言葉を宣誓する流れで進む。挙式は2~100人程度の出席者に対応できる。新型コロナウイルス感染が落ち着けば、挙式後の披露宴を提携する市内のホテルで行うこともできるという。

 千田副住職は「性に関係なく、心のあり方次第で誰しも幸せになれることを説くのが仏教の教え。これからも時代に合わせ、社会と関わっていく寺院のあり方を模索していきたい」と意欲を示している。詳細はウエディング専用ホームページ(https://www.saimyouji−wedding.com/)。問い合わせは最明寺(049・242・3921)。【仲村隆】

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