Wednesday, November 18, 2020

Galaxy Note20 Ultra 5G / A51 5G の進化点は? S20 Ultra 5G や A41 など比較して違いを解説 - TIME&SPACE

auの2020年秋冬モデルとして、2020年10月にハイエンドモデルの「Galaxy Note20 Ultra 5G」、11月にミドルクラスモデルの「Galaxy A51 5G」が発売された。

Galaxyシリーズとしては、ほかにも7月にハイエンドモデル「Galaxy S20 Ultra 5G」とミドルクラスモデル「Galaxy A41」が発売されている。本記事では、2019年10月に発売されたNoteシリーズの前モデル「Galaxy Note10+」を加え、ラインナップが増えたGalaxyシリーズをハイエンドモデルとミドルクラスモデルに分けて、それぞれの特徴を比較する。

・ハイエンドクラスモデル

Galaxy Note20 Ultra 5G、Galaxy S20 Ultra 5G、Galaxy Note10+

・ミドルクラスモデル

Galaxy A51 5G、Galaxy A41
【目次】

【ハイエンドクラス比較】本体スペック比較

まずは、ハイエンドモデルのGalaxy Note20 Ultra 5G、Galaxy S20 Ultra 5G、Galaxy Note10+を比較していく。

※Internet Explorer ブラウザでは、スクロールが機能しない場合がございます。

ひと口にハイエンドモデルといっても、Galaxy NoteシリーズとGalaxy Sシリーズを一概に比較するのは難しいが、ややカジュアルなGalaxy Sシリーズに対して、Galaxy Noteシリーズはよりプレミアムラインの製品といえる。専用スタイラスの「Sペン」が利用できるのもGalaxy Noteシリーズの大きな特徴だ。

同じNoteシリーズであるGalaxy Note20 Ultra 5GとGalaxy Note10+を比較すると、Galaxy Note20 Ultra 5Gはディスプレイサイズが大きくなったほか、リフレッシュレート(画面の書換頻度)が従来の60Hzから120Hzにアップ。また、カメラ性能が向上するなど、全体的なスペックアップが図られている。また、5Gに対応したのも大きな違いだ。

それでは、各項目について細かく確認していこう。

画面・本体サイズ比較

Galaxy ハイエンド 画面・本体サイズ比較
Galaxy ハイエンド 画面・本体サイズ比較

まずは本体サイズの比較。Galaxy Note20 Ultra 5Gは、Galaxy S20 Ultra 5Gと比べてわずかに横幅が広く、縦幅が短い。とはいえ、1~2mmの違いなので、手に持ったときに違いを感じる人は少ないだろう。ただ、コーナーが丸いGalaxy S20 Ultra 5Gに対して、Galaxy Note 20 Ultra 5Gは角張っており、見た目の印象は大きく異なる。また、ディスプレイサイズはどちらも同じ6.9インチだが、縦が長いぶん、Galaxy S20 Ultra 5Gのほうが解像度が若干高くなっている。

Galaxy Note 20 Ultra 5G Galaxy Note 20 Ultra 5G
Galaxy S20 Ultra 5G Galaxy S20 Ultra 5G

1世代前のGalaxy Note10+は、3機種のなかでは縦幅がもっとも小さく、横幅がもっとも大きい。ディスプレイサイズも6.8インチとわずかに小さい。わずかな違いとはいえ、この縦幅と横幅の差は手に持ったときの操作感に影響するので、気になる人は店頭で実機を確認してほしい。

ディスプレイは3機種とも共通して有機ELを採用しているが、Galaxy Note20 Ultra 5GとGalaxy S20 Ultra 5Gはハイエンドモデルだけあって、リフレッシュレート(画面の書換頻度)が従来の60Hzから120Hzにアップした「Dynamic AMOLED 2X」を搭載する。1秒間に画面が120回更新されることで、動画など非常に滑らかな表示が可能だ。リフレッシュレートのアップは、ゲーム画面のスムーズな描画という部分で恩恵を感じることが多いのだが、ブラウザでもスクロールがスムーズになるなど、日常使いでのメリットも大きい。

Galaxy Note20 Ultra 5Gは最新のモバイルプロセッサを搭載

CPU比較

最新モデルのGalaxy Note20 Ultra 5Gは、現行のモバイルプロセッサではもっともハイスペックな「Snapdragon 865 Plus」を、Galaxy S20 Ultra 5Gは「Snapdragon 865」を搭載している。Snapdragon 865 PlusとSnapdragon 865は、どちらも高い処理性能を要求されるゲーミングスマホにも採用されるハイエンドなチップセットで、製造元のQualcommによると、Snapdragon 865は前世代の「Snapdragon 855」と比べCPUの処理性能が25%向上しているとのことだ。さらにSnapdragon 865 Plusでは、Snapdragon 865から10%ほど性能が向上しており、単純計算ではSnapdragon 855から約38%の性能アップとなる。

昨年発売のGalaxy Note10+は、Snapdragon 855を搭載。1世代前のプロセッサとはいえ、いまでもハイエンドで十分に通用する処理性能をもっていることには違いない。ゲームを含め、日常使いで処理性能に不満を感じることはないだろう。

カメラ性能ならGalaxy S20 Ultra 5G

Galaxy ハイエンド カメラ比較

Galaxy Note20 Ultra 5Gの背面カメラは超広角、広角、望遠のトリプルカメラ。望遠は最大50倍の超高解像度ズームに対応している。

これに対して、Galaxy S20 Ultra 5Gは超広角、広角、望遠に加えて、深度測位用のToFカメラも搭載するクアッド(4眼)レンズ構成。望遠もGalaxy Note20 Ultraの1,200万画素に対して、4,800万画素の潜望鏡(ペリスコープ)構造となっており、最大100倍ズームまで撮影できる。

最大倍率での望遠となると、さすがに高精細画像とはいかないが、それでも100倍ズームのインパクトは大きく、カメラ性能はGalaxy S20 Ultra 5Gが優れているといえるだろう。なお、どちらもメインの広角カメラは1億800万画素を搭載し、動画撮影も8K対応だ。

Galaxy Note10+もGalaxy S20 Ultra 5Gと同じ、超広角、広角、望遠、深度測位用のToFというクアッド(4眼)レンズ構成だが、広角カメラは1,200万画素で、8K撮影にも非対応となっている。

手書き重視ならGalaxy Note20 Ultra 5G

Galaxy Noteシリーズの特徴といえば、やはり本体に収納できる専用スタイラスペン、Sペンだ。Galaxy S20 Ultra 5Gでも、市販されているスマホ用のタッチペンを利用して手書きはできるが、筆圧検知や描画の精細さなどはSペンとは比較にならない。

Galaxy Note20 UltraのSペンは、Galaxy Note10+のものからデザインこそ変わりないが、遅延が9msに抑えられ、120Hz駆動のディスプレイと相まって、より自然な書き心地を実現している。

Galaxy Note20 UltraのSペン

また、Sペンを振って操作する「エアコマンド」にも、「ホーム」や「戻る」などいくつかの機能が追加され、より便利に使用することができる。

Galaxy Note20 UltraのSペン

バッテリー容量とおサイフケータイ®

バッテリー容量はGalaxy Note20 Ultra 5Gが4,500mAhで電池持ち時間は4G、5Gともに約115時間。Galaxy S20 Ultra 5Gは5,000mAhで4Gエリアは約150時間、5Gエリアでは約145時間となっている。Galaxy Note10+のバッテリー容量は4,300mAhなので、5G通信にも耐えられるようバッテリー容量が増えている。

気をつけたいのが、Galaxy S20 Ultra 5GのみFelica非搭載で、おサイフケータイ®が利用できないということだ。普段モバイルSuicaなどを利用せず、au PayなどのQRコード決済をメインで利用しているのであればさほど困らないかもしれないが、注意しておきたい。

そのほか、3機種とも防水防塵はIP65/68で、生体認証は指紋認証と顔認証に対応。指紋センサーはいずれもディスプレイ内に搭載している。

【ミドルクラス比較】本体スペック比較

続いて、ミドルクラスを紹介しよう。ミドルクラスのスマホとしては、2020年11月発売のGalaxy A51 5Gと7月に発売されたGalaxy A41を比較する。

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Galaxy A51 5Gは、Galaxy A41から5Gに対応したことに加え本体サイズもひと回り大きくなり、ディスプレイサイズも大型化した。見た目も大きく変わっており、SシリーズやNoteシリーズなど、ハイエンドモデルに近い雰囲気になっている。また見た目だけではなく、実は中身に関しても大きく進化している。実際にどのように変わったのか、細かく見ていこう。

画面・本体サイズ比較

Galaxy ミドルクラス 本体サイズ比較
Galaxy ミドルクラス 本体サイズ比較

Galaxy A41は、画面サイズ6.1インチで横幅も70mmとコンパクトなサイズだったが、Galaxy A51 5Gは画面サイズが6.5インチと大型化。本体サイズもひと回り大きく、重さも約29g増えている。単体ではさほど違いを感じないかもしれないが、両方を手に持てば違いがはっきりわかるだろう。

フロントカメラも水滴型ノッチだったGalaxy A41に対して、上位モデルと同じくパンチホールの「Infinity O ディスプレイ」を採用した。ベゼル幅もGalaxy A51 5Gのほうが狭くなっており、全面ディスプレイの印象が強くなっている。なお、解像度自体はどちらも2,400×1,080ピクセルで変わっていない。

ミドルクラスでも上位性能のGalaxy A51 5G

Galaxy ミドルクラス CPU比較

Galaxy A51 5Gは、モデル名のとおり5G通信に対応し、チップセットにはSnapdragon 765Gを搭載する。これは、ミドルクラスのなかでも上位に位置するチップセットだ。前モデルのGalaxy A41が搭載するのはMediaTek社Helio P65なので、メーカーによる直接の比較ではないが、処理性能を計測するベンチマークの結果では2倍近いスコア(性能)を記録している。

RAMもGalaxy A41の4GBから6GBに増量されており、3Dグラフィックを多用するゲームやVR・ARアプリでも、動作に困ることは少ないだろう。

カメラ比較

Galaxy ミドルクラス カメラ比較

Galaxy A51 5Gの背面カメラは1,200万画素の超広角、4,800万画素の広角、500万画素のマクロ、深度測位用カメラというクアッド(4眼)レンズ構成。マクロカメラを搭載したことで、料理や植物、ペットの表情などを40mmの至近距離から撮影できるようになった。深度測位用カメラもあり、被写体の背景を美しくぼかすこともできる。

Galaxy A41が、800万画素の超広角、4,800万画素の広角、深度測位用カメラというトリプルカメラなので、メインの広角カメラは同じまま、超広角カメラの画素数が増え、マクロカメラが増えたかたちだ。超広角の利用頻度や、マクロの必要性で選ぶとよいだろう。

Galaxy A51 5Gはバッテリーが大容量化

Galaxy A51 5Gは5G対応になったことで電池持ちが気になるが、バッテリー容量は4,500mAhとGalaxy A41より1,000mAhも大容量化しており、電池の持ち時間も4G LTEエリアで約145時間、5Gエリアでも約140時間とGalaxy A41と同等になっている。画面の大型化とあわせて、安心して動画やゲームを楽しめそうだ。

そのほかのスペックとしては、どちらもFeliCa搭載でおサイフケータイに対応。防水防塵もIP65/68で同等だ。生体認証も顔認証のほか指紋認証に対応しているので、外出先でマスクをしていてもストレスを感じることはないだろう。

現在のスマホではトップクラスの超ハイエンドモデルから、手頃なミドルクラスモデルまで揃うGalaxyシリーズ。選択肢が多いだけに、機種選びに迷ってしまうが、この記事を参考に自分にあったモデルを選んでほしい。

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November 19, 2020 at 08:01AM
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