アリエフ大統領はアルメニアの攻撃に関してツイッター（Twitter）のアカウントから発言した。
停戦を破ったアルメニアがギャンジャにいる民間人をロケット弾で標的にしたと明かしたアリエフ大統領は、このことは戦争犯罪であり、ジュネーブ条約の違反を意味すると述べた。
攻撃をロシアの仲介で実現した停戦への不敬であると特徴づけたアリエフ大統領は、アルメニアの行政及び軍はこの責任があると明かした。
ヒクメト・ハジエフ大統領顧問も、国際世論にアルメニアがアゼルバイジャンの第2の都市であるギャンジャに行ったミサイル攻撃を非難するよう呼びかけた。
ハジエフ顧問は、停戦にも関わらずアルメニアによってギャンジャに行われた攻撃に関する情報を全て集めて国際機関に送ると明かした。
ハジエフ顧問は、戦場での敗北を受け入れられないアルメニア軍が民間人を標的にしており、このことは戦争犯罪及び大量虐殺であると強調した。
ハジエフ顧問は、
「アルメニアのこの攻撃は政治的及び軍事的挑発である。民間人に被害を与えてアゼルバイジャン国民を怖がらせてパニックに陥れる狙いがあるが、うまくいかないであろう。第三者を紛争に巻き込む狙いがある。アゼルバイジャンがアルメニア領に発砲し、このことをアゼルバイジャンに対して利用しようとしている。しかし、アゼルバイジャンは占領下にある地域を解放するために開始した作戦で合法的な軍事ターゲットを無力化しているだけである」と述べた。
アルメニアとアゼルバイジャンは、ロシアの首都モスクワで行われた会談で10月10日現地時間の12時から有効となるナゴルノ・カラバフ地域にある遺体や捕虜の交換を想定した人道目的の停戦を決定している。
アルメニア軍が停戦から24時間経たないうちにアゼルバイジャンのギャンジャにミサイル攻撃を行った結果、11人が死亡、35人が負傷している。
（2020年10月11日）
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アリエフ・アゼルバイジャン大統領、停戦違反のアルメニアに対して「適切に対応」 - TRT 日本語
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