Thursday, October 29, 2020

阪神上本も戦力外 今季打率1割台…福留能見に続き - ニッカンスポーツ

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ウエスタン・リーグ阪神対中日 5回裏(阪神)2死二塁、上本は福留の右前適時打で生還する(代表撮影)
ウエスタン・リーグ阪神対中日 5回裏(阪神)2死二塁、上本は福留の右前適時打で生還する(代表撮影)

阪神上本博紀内野手(34)が来季の戦力構想から外れていることが29日、分かった。すでに球団から通達されたとみられる。プロ12年目の今季は25試合出場で打率1割7分1厘に低迷。1軍に定着できなかった。

上本は08年ドラフト3位で早大から入団。14年には自己最多の131試合に出場して打率2割7分6厘、142安打。俊足巧打で二塁の定位置をつかんだ。

3シーズンで規定打席に到達するなど主力として活躍してきたが、18年5月5日中日戦で左膝を負傷。同6月に前十字靱帯(じんたい)手術を受ける重傷だった。近年は糸原と二塁レギュラーを争ったが、勝負強い打撃は影を潜めていた。

この日はウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)に2番二塁で先発して2打数無安打。問いかけに無言だった。福留、能見がすでに戦力構想から外れている。上本は14年から3シーズン、選手会長を務めるなど、中心選手だった。タテジマ一筋のバイプレーヤーの退団が決定的になった。

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