10年ぶりのV奪回を目指す来季へ向け、中日にとってこのオフ最大の懸案事項となるのが、国内FA権を取得したエース・大野雄大投手(32)の流出阻止だ。
今季はここまで10完投、6完封している鉄腕左腕は、球団内の誰もが「絶対に必要な選手」と口をそろえる存在。引き留めに全力を尽くす球団は4年総額12億円を軸とした大型契約を用意しているもよう。シーズン終盤に下交渉の席についたようだが、最終的な決断は全日程終了後となる見込み。いずれにせよ、エースの引き留めが最優先事項だ。
同時に、戦力補強として白羽の矢を立てているのがソフトバンクを退団する内川聖一内野手(38)だ。内川はプロ20年目の今季、2軍で3割4分の高打率を残しながら1軍昇格は一度もなし。ソフトバンクの来季構想から外れているが、本人は現役続行を希望している。
中日は代打の選手層が薄く、来季へ向け大きな補強ポイント。内川なら代打の切り札的な存在としてはもちろん、レギュラーに取って代わる力もあり、現在の1軍の戦力を大きく押し上げる存在にもなり得る。
関連キーワード
からの記事と詳細
https://ift.tt/3jIl2Qw
スポーツ
0 Comments:
Post a Comment