高校生に囲まれ笑顔を見せる新郎の祐太さんと新婦の実穂さん=駒ケ根市で |
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赤穂高校(駒ケ根市)商業科の生徒たちがプロデュースした結婚式が八日、同市の古民家ウエディング音の葉であった。挙式したのは、ともに下伊那厚生病院勤務で、同校卒業生の伊東実穂さん(26)と、林祐太さん(25)。若い感性を生かして二人の晴れの日を盛り上げた。
プロデュースを担当したのは、同プロジェクトでブライダルを学ぶ三年生十四人。同校が長年続ける課外授業「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」の一環として、四月から「駒ケ根高原『幸せの森』ブライダル協会」の協力を得て、週二回の授業で結婚式運営の仕事について学んできた。
授業の中で生徒から「自分たちで結婚式を手掛けてみたい」との声が挙がり、七月に挙式を希望するカップルを募集。新婦実穂さんが同校の卒業生という縁もあり、二人の結婚式を挙げることを決定した。二人と打ち合わせを重ね、三カ月の準備を経て当日を迎えた。
式には、両家の親族や友人など八十人近くが出席。進行や出し物、着付けなども生徒たちが担当した。披露宴では、同校の生徒たちが二人の前でフラッシュモブのダンスをサプライズで披露するなど、式を盛り上げた。
高校生に囲まれ笑顔を見せる新郎の祐太さんと新婦の実穂さん=駒ケ根市で |
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新婦の実穂さんは「準備をしている姿を見て最初は不安だったけど、生徒の皆さんがだんだん成長している姿も見られてうれしかった。幸せな式になりました」と話した。祐太さんは「裏方だったり、司会だったり十四人全員が一生懸命やってくれた。一生の思い出になりました」と感激した様子だった。
式の司会を務めた奥村十月(とつき)さん(18)は「人の幸せをお手伝いするのは、こんなに感動するんだなって実感できた。幸せな気持ちを分けてもらいました」と目を赤くしていた。
来年も同校は、授業の一環でブライダルを学ぶ予定。指導に当たったブライダル協会の城村義人さん(43)は「生徒の皆さんに一番大切にしてほしかったのは『人をどれだけ信じて、人の幸せを願えるか』という姿勢。それは時に経験や技術を超えていくもの。今回の式でその気持ちを学んでもらったのは彼らの財産になったと思う」と話した。
(板倉陽佑)
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December 13, 2019 at 03:06AM
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先輩の結婚式、赤穂高生が企画 準備に3カ月、司会に運営も - 中日新聞
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