【ロンドン=蒔田一彦、ニューヨーク=寺口亮一】ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害を認めた同事務所の7日の記者会見を、海外の主要メディアも大きく報道した。
ジャニー喜多川氏による性加害問題についてのドキュメンタリー番組を3月に放送した英BBCは、「日本最大の音楽タレント事務所の社長が、創業者の性的虐待をようやく認めて辞任した」と報じた。
BBCは「彼の虐待に関するうわさは何年も前から知られていたが、具体的な措置は取られなかった」と指摘し、BBCの番組によって「日本中で議論が巻き起こり、全容解明を求める声が高まった」と強調した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「預かった少年を創業者が食い物にしていたことを日本のタレント事務所が認めた」と報じた。米CNN(同)は「ジャニー氏の権力が大きく、要求に従わなければキャリアを失う恐れがあった」とする元事務所所属の歌手の発言を紹介した。
中国メディアも、共産党機関紙傘下の環球時報が「性的スキャンダルが衝撃を引き起こした」と会見内容を速報するなどした。
2023-09-08 03:29:00Z
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