ファッションブランド「KENZO」の創業者で、世界的デザイナーの高田賢三(たかだ・けんぞう)さんが死去した。81歳。兵庫県姫路市出身、パリ在住。新型コロナウイルスにより4日死去したとフランスメディアが報じた。
1939年、姫路市内の日本旅館の三男として生まれ、県立姫路西高校を卒業。神戸市外国語大学を中退し、文化服装学院(東京)へ進んだ。在学中の60年、若手デザイナーの登竜門「装苑賞」を受け、服飾の道を歩み始めた。
65年に渡仏し、70年にパリで初出店。和の要素を取り入れた大胆な色柄の意匠はモード界を刷新した。93年にブランドを売却し、99年に「KENZO」のデザイナーも引退。しかし2004年のアテネ五輪では日本選手団の公式服装を手掛け、健在ぶりを示した。
紫綬褒章のほか、2度のフランス芸術文化勲章や最高勲章レジオン・ドヌール勲章を受け、「フランスで最も有名な日本人」と呼ばれた。一方、姫路市内でのショーやイベントも度々開催。21年開館の同市文化コンベンションセンターの緞帳(どんちょう)をデザインするなど、古里を生涯愛した。
2020-10-04 15:33:00Z
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