[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、レズニコフ国防相の更迭を決めたと明らかにした。4日からの週内に議会に対して国有財産基金のトップ、ウメロフ氏を後任とする承認を求めるとしている。
レズニコフ氏は2021年11月から国防相を務め、ウクライナが西側諸国から多額の軍事支援を獲得する上で大きな役割を果たしてきた。ただ今年に入って、ウクライナ国防省の食料調達を巡る汚職疑惑が浮上すると、レズニコフ氏の監督責任も問題視されるようになった。
ウクライナが欧州連合(EU)への加盟を申請していることや、国民の間に戦争終結への道筋がなお見えないいら立ちが広がっていることもあり、ゼレンスキー氏はこの汚職問題の対応に全力を挙げる姿勢を打ち出している。
ゼレンスキー氏は「レズニコフ国防相を交代させる決断をした。国防省は新しいアプローチや、軍と社会全体との相互交流として別の形を必要としていると考えている」と語った。
ウメロフ氏は昨年9月に国有財産基金のトップに就任し、国有財産民営化の適切な統括ぶりを評価されている。
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