
部活×青春×歴史作品として累計150万部を誇る人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』(原作:笠原真樹)の実写映画が3月12日から公開されます。戦国時代にタイムスリップした高校生たちが、捕らわれた仲間を助けるため、戦国の武将たちに戦いを挑む物語です。本作で、驚異的な運動能力を持つものの、引っ込み思案で歴史オタクの西野蒼を演じた新田真剣佑さんにお話を伺いました。 【画像】新田真剣佑さんのインタビューの様子はこちら 【あらすじ】 スポーツ強豪校の弓道部に所属する西野蒼(新田真剣佑)は、目立つことが苦手で自分に自信が持てない。幼なじみの瀬野遥(山崎紘菜)と松本考太(鈴木伸之)は、そんな蒼のことを気にかけていた。ある日、落雷をきっかけに校庭の向こうには城がそびえ立ち、刀を持った野武士がなだれ込んで校内はパニックに陥る。そんな中、歴史オタクの蒼は、学校がまるごと戦国時代の「桶狭間の戦い」の直前までタイムスリップしてしまったことに気付く。織田信長(松山ケンイチ)の軍勢に友人たちを連れ去られた蒼は、後に徳川家康となる松平元康(三浦春馬)と手を組み、野球部やアメフト部の選抜メンバーたちと共に立ち上がるが……。
現代の高校生VS戦国武将
――新田さんはこれまでにも『ちはやふる』のような実写化作品への出演もされていますが、原作はあえて読まないことが多いそうですね。 僕は原作と映画は違うものだと思っているので、原作はあまり読まないんです。今作のことは脚本を読んで初めて知りました。普通「戦いもの」となると、同じ武器を使ったり、同じ戦い方だったりするんですけど、今回は全く違っていて、戦国時代という「過去」に生きる武将たちと「現代」の高校生たち、それぞれの時代に合った戦い方だったので、そこがすごくユニークだなと思いました。 ――ラグビー部や野球部など、それぞれの部活で培った身体能力と現代の知識を活かし、戦国武将たちにどう立ち向かっていくのかというところも見どころですよね。 僕もそこが面白いなと思いました。現代の高校生と戦国時代の武将とでは、武器も戦い方も全く違っていて、高校生たちは工夫した戦い方だなと思います。特に「特進クラス」や科学部の戦い方や戦術は見どころの一つですね。 ドローンを使って敵地を視察するのですが、そのドローンはどこから持ってきたのかとか、電気は通っていないはずなのに、充電はどうしたのかとか(笑)。疑問はたくさんあるんですけど、いいんですよ。 ――演じられた「西野蒼」をどういう人物と捉えましたか? 蒼は元々内気で、幼なじみの考太の後ろに隠れてばかりいて、いつも考太に譲ってしまうような男なんですが、仲間たちや松平元康の姿や言葉に感化され変わっていくので、最初と最後でメリハリがあるように計算しながら「蒼」という役を組み立てていきました。 撮影に入る前に自分の中で大まかなビジョンはあったんですけど、撮影をしながら自分が思ったこと、感じたことを本広(克行)監督とその都度相談をして、微調整をしながら蒼を作り上げていきました。 ――演じながら蒼をつかんでいったのですね。脚本上での蒼と、実際に演じてみた蒼とで何か違いや気づいたことはありましたか? その場その場で「思っていたのと違うな」と思ったこともあったと思います。撮影中は必死すぎて、その時どうだったかあまり記憶にないんです。でも「自分が思っていたのと違うので変えてもいいですか?」と思う時は、毎回監督と相談していた気がします。本広監督は「自分が違うと思ったら、正解が見つかるまで何度でもやろう」とおっしゃってくださったので。
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